函館市交通局700形電車とは? わかりやすく解説

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函館市交通局700形電車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2019/10/31 10:13 UTC 版)

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函館市交通局700形電車
基本情報
製造所 新潟鐵工所
主要諸元
軌間 1372 mm
電気方式 直流 600 V
車両定員 80名(座席28名)
車両重量 15.0t
車体長 11,610 mm
車体幅 2,336 mm
車体高 3,180 mm
台車 住友FS77
主電動機 37.0kW×2
駆動方式 吊り掛け
歯車比 62:15
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函館市交通局700形電車(はこだてしこうつうきょく700かたでんしゃ)は、1957年(昭和32年)に登場した函館市交通局(函館市電)の路面電車である。

概要

1957年3月に701 - 705の5両が導入された。

運転窓は変則2枚窓であったが、後述するワンマン化改装により形状が変化した。騒音対策として電動機部分に防音ギアを採用したほか、車輪に関しても弾性車輪を採用していたが、保守性に難点があった。

ワンマン化による車体改造

1969年に全車ワンマン化された。運転窓が固定化されたが、後年登場した1000形とは異なり、運転台への通風用を兼ねた窓が設けられたが、同時に死角も生まれてしまった。方向幕は小型のままであった。

運用

700形の設計に東京都電8000形を加味して設計された710形800形の導入などもあり、保守性の劣る700形は次第に予備車となっていった。

廃車

1973年10月に5両全てが廃車された。現存車はない。

参考文献

  • 世界の鉄道 1964年版 朝日新聞社 1963年



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