冷却塔での純水製造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/06/16 08:57 UTC 版)
冷却塔の中には、水を蒸発させ、その蒸発熱を利用するものがある。蒸発で失われた水は外部から補う必要があるが、その水に塩分が含まれていると、蒸発で塩分が濃縮していくので、冷却効率も落ちるし故障も増える。純水を補えば問題は少なくなるが、コストが上昇する。これを防ぐため、正浸透膜を使い、水分を海水から補うことも試みられている。この方法であれば、純水は海水からいわば自然と得られるため、エネルギーコストが安くつくという利点がある。
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