六十枚橋
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/26 08:46 UTC 版)
六十枚橋(ろくじゅうまいはし)は、福島県いわき市にある道路橋である。
概要
いわき市平地区東部にて二級水系夏井川を渡り、福島県道15号小名浜四倉線を通す。起点側である南詰は平荒田目字川岸、北詰は平下神谷字志賀分に位置する。橋名の「六十枚」は現在の平下神谷の一部である江戸時代の六十枚村に由来し、現在も字六十枚として橋の北側に存在する。橋上は上下対向2車線で橋梁されており、上下線両側に歩道が設置されている。現在の橋梁は1979年に竣工したものであり、旧来の橋梁より50mほど上流側にかけられた。
沿革
- 1938年4月 - 先代の橋梁が竣工する(全長:240m、幅員:約5m、RC桁橋[3])。
- 1974年 - 現在の橋梁が着工される。
- 1979年 - 現在の橋梁が竣工する。
- 2011年3月11日 - 東北地方太平洋沖地震により被災。上部工、下部工に損傷は確認されなかったが、南側橋台上の部品類に一部損傷が確認され、北側橋台背面部の沈下により段差が発生した。
周辺
- 正一位稲荷大明神
隣の橋
- 夏井川
(上流)平大橋 - 夏井川橋 - 六十枚橋 - 磐城舞子橋(河口)
脚注
- ^ 道路橋等の被害調査報告 - 国土技術政策総合研究所
- ^ 橋梁年鑑 六十枚橋詳細 - 日本橋梁建設協会
- ^ 堀江工業フェイスブック記事
- 六十枚橋のページへのリンク