佐藤悠太
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/03 09:38 UTC 版)
佐藤悠太 | |
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基本情報 | |
国籍 | ![]() |
出身地 | 山形県上山市[1] |
生年月日 | 1988年5月3日(37歳) |
所属団体 | 日本中央競馬会 |
初免許年 | 2024年(2025年開業)[2] |
経歴 | |
所属 | 田中章博/調教助手(2013.9 - 2016.6) 音無秀孝/調教助手(2016.7 - 2016.8) 寺島良/調教助手(2016.9 - 開業) 栗東T.C(開業 - )[2] |
佐藤 悠太(さとう ゆうた、1988年5月3日 - )は、日本中央競馬会(JRA)・栗東トレーニングセンターの調教師。山形県上山市出身。父は元上山競馬場調教師で現金沢競馬場調教師の佐藤茂、祖父は上山競馬場元調教師の佐藤英一[3]。
来歴
幼少期から父の厩舎があった上山競馬場で毎週レースを観る生活をしており小学生4年生頃から調教師を志す[3]。
山形県立山形南高等学校を卒業後、日本獣医生命科学大学に進学し動物栄養学を専攻する[3]。大学卒業後はノーザンファームに就職し、2012年10月にJRA競馬学校厩務員課程に入学する[2][3]。競馬学校卒業後アイルランドに渡りトレイシー・コリンズ調教師の元で3カ月間競馬を学んだ[4]。
帰国後の2013年9月から大学の先輩でもある栗東の田中章博厩舎に所属する[2][4]。2016年7月に田中が死去したため一時音無秀孝厩舎に所属し、同年9月から寺島良厩舎に移籍した[2]。
2023年12月7日、JRA調教師免許試験に7回目の挑戦で合格したことが発表された[1]。2024年は技術調教師として栗東の杉山晴紀厩舎、美浦の田中博康厩舎などで研修を積んだ[5]。
2025年3月に開業。同年自身の誕生日でもある5月3日に京都競馬場で行われたユニコーンステークスでカナルビーグルが勝利し、JRA重賞初出走で初勝利となった[6]。
調教師成績
概要
日付 | 競馬場・開催 | 競走名 | 馬名 | 頭数 | 人気 | 着順 | |
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初出走 | 2025年3月48日 | 1回阪神3日8R | 4歳以上1勝クラス | スモーキンビリー | 16頭 | 12 | 12着 |
初勝利 | 2025年3月23日 | 1回阪神8日6R | 3歳1勝クラス | カナルビーグル | 16頭 | 1 | 1着 |
重賞初出走・初勝利 | 2025年5月3日 | 2回京都3日11R | ユニコーンステークス | カナルビーグル | 13頭 | 3 | 1着 |
主な管理馬
- カナルビーグル(2025年ユニコーンステークス)
脚注
出典
- ^ a b “佐藤悠太助手、小学生の頃から調教師を夢見た調教師に合格「信念を持って馬づくりに励みたい」【JRA】”. 中日スポーツ. 2025年5月3日閲覧。
- ^ a b c d e 調教師名鑑. JRA. 2025年5月3日閲覧
- ^ a b c d “佐藤悠太調教師インタビューpart1 悲願の厩舎開業!感謝を胸にスタートラインへ”. 競馬ラボ. 2025年5月3日閲覧。
- ^ a b “佐藤悠太調教師インタビューpart4 上山から世界へ!新人トレーナーの挑戦”. 競馬ラボ. 2025年5月3日閲覧。
- ^ “佐藤悠太調教師インタビューpart2 充実の1年 選んだ"異例"の勉強の地”. 競馬ラボ. 2025年5月3日閲覧。
- ^ “【ユニコーンS】カナルビーグルが好位抜け出す!重賞初Vで東京ダービーの権利獲得”. サンケイスポーツ. 2025年5月3日閲覧。
関連項目
- 佐藤悠太のページへのリンク