今渕氏とは? わかりやすく解説

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今渕氏

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/10/15 13:43 UTC 版)

今渕氏(いまぶちし)は南部藩士、士族であった日本の氏族。本貫地は陸奥国津軽郡外ヶ浜村、今淵村。初代今渕政明は浪岡氏に仕えていたが、後に南部信直に仕官した事で南部氏の家臣となり、明治まで存続した。維新後は当時の当主である今渕政徳が岩手中学校教師となり、また育英事業団体北水社にて書記、次いで副社長として活動した。

今渕氏
本姓 宇多源氏佐々木氏
家祖 今渕政明
出身地 陸奥国津軽郡外ヶ浜村
主な根拠地 陸奥国 津軽郡 今淵村
著名な人物 今渕政明
凡例 / Category:日本の氏族

歴代当主

  • 今渕将監政明(?年~?年)
  • 今渕半九郎政慶(?年~1601年)

今渕政明の子。1601年和賀・岩崎陣にて戦死。知行300石。

  • 今渕半九郎政且(?年~?年)

今渕政慶の嫡男。二戸郡上斗米村他に百六十六石を知行。

  • 今渕半九郎成豊(?年~?年)

今渕半九郎政且の実弟。切添新田を加増され知行二百石となる。以後、今渕氏は知行200石で確定。

  • 今渕半之丞正武(?年~1683年5月8日)

今渕半九郎成豊の子。小納戸を勤め、天和三年死去。

  • 今渕半九郎常正(政賢とも。?年~1695年10月4日)

今渕半九郎正武の子。徒頭を勤め元禄八年死去。

  • 今渕十郎左衛門矩忠(?年~1747年)

毛馬内安右衛門定房の二男、母は今渕常正の姉。徒頭、長柄奉行、御者頭、宗門奉行を勤め延享四年死去。

  • 今渕左市左衛門矩般(?年~1792年)

今渕十郎左衛門矩忠の次男。御側役、御者頭、屋敷奉行を勤め寛政二年隠居、同四年死去

  • 今渕弥助庸長(?年~1814年)

御側役、奥使を勤仕の後、五戸通代官、毛馬内通代官、野田通代官、福岡通代官、田名部通代官、七戸通代官を勤め、また宝蔵院流鎌術を安宅郷助に師事。後年同流師範となり古沢忠助康命に流儀を継いだ。文化十一年死去。




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