二ツ塚古墳とは? わかりやすく解説

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二ツ塚古墳

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/06/01 15:31 UTC 版)

二ッ塚古墳
所在地 大阪府羽曳野市誉田6丁目
形状 前方後円墳
規模 110m
特記事項 伝応神天皇陵のすぐ
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二ツ塚古墳(ふたつづかこふん)は、大阪府羽曳野市誉田6丁目にある前方後円墳である。古市古墳群の一つであり、誉田御廟山古墳(伝応神天皇陵)の東側に食い込むように隣接している。

立地

標高25メートルの山林および原野に立地しており、東側水田からの比高は0メートルとなっている[1]

形状規模・外表施設等

主軸方向はN19度Eであり、周濠をともなう。周濠をふくんだ総長は140メートル、墳丘長は110メートルの規模を有する。後円部は、径73メートル、高さ10.1メートル、頂径は12メートルである。前方部は幅60メートル、長さ50メートル、高さ8.6メートルであり、前方部と後円部の高差は1.5メートルとなっている。くびれ部の幅は46メートルで外表施設としては葺石が全面を覆っている[1]

時代

この古墳の30年ないし50年後に築造されたとみられる誉田御廟山古墳の内濠と内堤が、この古墳を避けるように大きく歪んでおり、また外濠も同古墳手前で途切れていることから、誉田御廟山古墳の被葬者(応神天皇か)にごく近い人物が埋葬されたと考えられている[2]

脚注

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  1. ^ a b 遺跡ウォーカーより引用
  2. ^ 産経新聞の報道より

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