中川低地の河畔砂丘群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/11/19 20:46 UTC 版)
中川低地の河畔砂丘群(なかがわていちのかはんさきゅうぐん)は、埼玉県利根地域[1]から東部にかけて所在する河畔砂丘。一部が埼玉県指定天然記念物となっている。
概要
浅間山や榛名山の噴火による火山灰由来の砂が利根川を流下し、埼玉県利根地域の旧利根川流路(会の川など)周辺にあたる中川低地には現在の羽生市から越谷市にかけての範囲で河畔砂丘が形成された。砂が採取されて規模は縮小した場所があるものの、複数の砂丘が現存している。2014年に志多見・西大輪砂丘が、2017年には桑崎・高野砂丘が埼玉県指定天然記念物になった[2]。
砂丘群
- 桑崎砂丘(羽生市)
- 岩瀬砂丘
- 河畔砂丘に岩瀬砂丘の一部の写真がある。
- 志多見砂丘
- 2014年に埼玉県指定天然記念物。加須市名勝。加須市志多見県自然環境保全地域。会の川北側周辺。
- 久下砂丘
- 高柳砂丘
- 西大輪砂丘(鷲宮砂丘)
- 2014年に埼玉県指定天然記念物[4]。
- 青毛砂丘
- 高野砂丘(杉戸町)
- 2017年に埼玉県指定天然記念物[2]。
- 藤塚砂丘
- 小淵砂丘
- 袋山砂丘
- 東越谷砂丘
- 長宮砂丘
- 大相模砂丘
脚注
- ^ 利根地域振興センター
- ^ a b c “埼玉県指定文化財の新規指定等について”. 埼玉県 (2016年3月17日). 2017年10月21日閲覧。
- ^ “桑崎砂丘が埼玉県指定天然記念物に指定されました!”. 羽生市役所 (2017年7月4日). 2017年10月21日閲覧。
- ^ 県指定 中川低地の河畔砂丘群 西大輪砂丘 - 久喜市役所(2016年3月17日). 2017年10月21日閲覧。
関連項目
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