ワイルドキャッツ (パチスロ)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ワイルドキャッツ (パチスロ)の意味・解説 

ワイルドキャッツ (パチスロ)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2011/06/30 18:49 UTC 版)

ワイルドキャッツは、1991年にアークテクニコが開発・販売したパチスロ3-1号機。

目次

概要

ゲーム内容はスタンダードなAタイプで、払い出し約360枚のビッグボーナス、約80枚のレギュラーボーナス、小役から構成されている。ボーナスゲーム中は「猫ふんじゃった」の音楽が使われている。

当時は裏モノ全盛期であり、ワイルドキャッツのほぼ全てが、「貯金方式」(4号機のストック機と同様のシステム)と言われる裏モノで、ビッグボーナスのフラグが成立しても成立ゲームで揃えない限りそれを貯留してしまい(貯留後は7が揃わない)、「放出フラグ」(この機種の解除は、BIGフラグ成立の次ゲーム以降で乱数による抽選)が成立したら一気に放出するというもの。放出モードになると、ビッグボーナス後数ゲームで連チャンして、貯留した分を出し切るまでそれが続く。

裏モノには「チェリー抜き」という攻略法があった。1枚掛けでレバーを叩き、ストップボタン点灯後にコインを2枚入れてチェリーを狙うと、ほぼ毎回チェリーが揃うというもの。

この「裏モノ」プログラムはRAMに注射される形で、メーカーも関与していると判断されたため、後にワイルドキャッツは検定取り消し処分となる。メーカーのアークテクニコには3年の販売禁止処分が下され、以後パチスロ機を発表することはなかった。

当時の連チャン性、ビッグボーナス時のファンファーレ、パネル猫のデザインなどが印象的なことから、現在でも往年の名機として評価される。長年コンチネンタルのように家庭用ゲーム機のソフトになったり、リノのように後編もの(スーパーリノなど)が出ることは無かったが、2010年サミーネットワークスのネットゲーム777town.netに導入され、またニューアークより5号機として発売される事となった。

なお、セブンボンバー(バルテック)という絵柄は違うがリール配列、確率がまったく同じ機種が存在した。

絵柄

ビッグボーナス絵柄(7)は、同じアークテクニコの2号機以前(アニマルなど)と同じデザイン。その他レギュラーボーナス絵柄として猫、15枚小役としてベル、プラム、8枚小役としてオレンジ、レモン(ピンク色)、2枚子役としてチェリーがある。

ボーナス確率

設定 BIG REG
1 1/336 1/400
2 1/303 1/350
3 1/280 1/320
4 1/250 1/320
5 1/228 1/320
6 1/228 1/228

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ワイルドキャッツ (パチスロ)」の関連用語

ワイルドキャッツ (パチスロ)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ワイルドキャッツ (パチスロ)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのワイルドキャッツ (パチスロ) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS