ロージー (アルバム)とは? わかりやすく解説

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ロージー (アルバム)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/08 14:09 UTC 版)

『Rosie』
フェアポート・コンヴェンションスタジオ・アルバム
リリース
録音 1972年7月~8月
ジャンル フォーク・ロック
レーベル
プロデュース トレヴァー・ルーカス
フェアポート・コンヴェンション アルバム 年表
ババコム・リー
1971
ロージー
1973
ナイン
1973
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専門評論家によるレビュー
レビュー・スコア
出典 評価
オールミュージック [1]

ロージー』(Rosie)は1973年にリリースされたフォークロックグループ、フェアポート・コンヴェンションによる8枚目のスタジオアルバム。

オーストラリア人シンガーソングライター兼ギタリストのトレヴァー・ルーカスとアメリカ人リードギタリストのジェリー・ドナヒューをフィーチャーした最初のアルバムとなる。二人は以前、短命に終わったフォザリンゲイでルーカスの配偶者である元フェアポートのサンディ・デニーとともにプレイしていた。サイモン・ニコルが元メンバーであるアシュリー・ハッチングスのアルビオン・バンドに参加するためにフェアポートから脱退し、1976年に再加入するまでの間は創立メンバー無しの状態が続いた。

ドラマーのデイヴ・マタックスもしばらくの間アルビオン・バンドに参加していたが、『ロージー』の制作中に復帰した。マタックスは全10曲中4曲のみの演奏となる。他の曲ではティム・ドナルドとジェリー・コンウェイが交互にドラムを担当した。ドナヒューやルーカスと同様にコンウェイも元フォザリンゲイであり、1998年にフェアポートのメンバーとなって今日に至っている。

トラックリスト

サイド1

  1. 「ロージー」(デイヴ・スウォーブリック
  2. 「マタイ、マルコ、ルカ&ヨハネ」(デイヴ・ペグ、スウォーブリック)
  3. 「ナイツ・オブ・ザ・ロード」(トレバー・ルーカス、ピーター・ロシュ)
  4. 「ペギーズ・パブ」(ペグ)
  5. 「プレインズマン」(作詞:ピーター・ロッシュ/作曲:トラディショナル、アレンジ:トレバー・ルーカス)

サイド2

  1. 「ハンガリアン狂詩曲」(ペグ)
  2. 「マイ・ガール」(スウォーブリック)
  3. 「ミー・ウィズ・ユー」(スワーブリック)
  4. 「ヘンズ・マーチ・スルー・ザ・ミドン&ザ・フォー・ポスター・ベッド」(トラディショナル、フェアポートコンベンション編曲)
  5. 「ファーズ・アンド・フェザーズ」(スウォーブリック)

2004年のアイランド版には以前のトラックに加えて1973年4月23日にロンドンのハウフでライブ録音された以下のボーナストラックも収録された。

  1. 「マタイ、マルコ、ルカ&ヨハネ」(ペグ、スウォーブリック)
  2. 「ヘンズ・マーチ・スルー・ザ・ミドン&ザ・フォー・ポスター・ベッド」(トラディショナル、フェアポートコンベンション編曲)
  3. 「ロージー」(リミックス)
  4. 「クロウ」(ジェリー・リード)
  5. 「ファーズ・アンド・フェザーズ」(スウォーブリック)

パーソネル

フェアポート・コンヴェンション

  • デイヴ・スウォーブリック:ボーカル、フィドル、ヴィオラ、マンドリン(4)、アコースティックギター(7)
  • トレヴァー・ルーカス:ボーカル、6弦および12弦のアコースティックギター
  • ジェリー・ドナヒュー:ギター、バッキングボーカル
  • デイヴ・ペグ:ボーカル、ベース、マンドリン(4)
  • デイヴ・マタックス:ドラムス(4,9,10)、パーカッション(8)、ピアノ(6)

追加パーソネル

  • リチャード・トンプソン:エレクトリックおよび12弦ギター(「ロージー」)
  • サンディ・デニー:バッキング・ボーカル(「ロージー」)
  • リンダ・ピーターズ:バッキングボーカル(「ロージー」)
  • ジェリー・コンウェイ:ドラムス(「ロージー」、「道の騎士」、「平原」)
  • ティム・ドナルド:ドラムス(「マシュー、マーク、ルーク&ジョン」、「ハンガリーのラプソディ」、「マイガール」)(1946年9月29日生まれ、 サマセット ブリストル
  • ラルフ・マクテル:アコースティックギター(「ミー・ウィズ・ユー」)

脚注

  1. ^ Eder, Bruce (2011年). “Rosie - Fairport Convention | AllMusic”. allmusic.com. 28 July 2011閲覧。

「ロージー (アルバム)」の例文・使い方・用例・文例

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