ロッカフェラースカンクとは? わかりやすく解説

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ロッカフェラー・スカンク

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/09/16 03:47 UTC 版)

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ロッカフェラー・スカンク
ファットボーイ・スリムシングル
初出アルバム『ロングウェイ・ベイビー!!』
リリース
ジャンル ビッグ・ビート
時間
レーベル スキント
プロデュース ファットボーイ・スリム
ファットボーイ・スリム シングル 年表
「Everybody Needs a 303 (Remix — Everybody Loves a Carnival)」
(1997年)
ロッカフェラー・スカンク
(1998年)
「ギャングスター・トリッピング」
(1998年)
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ロッカフェラー・スカンク」は、イギリスのDJファットボーイ・スリムの曲である。1998年のアルバム『ロングウェイ・ベイビー!!』に収録されていて、この曲はシングルとして発売された。

シングルは1998年6月に全英シングルチャートで6位を記録した[1]。アメリカ合衆国ではファットボーイ・スリムにとって「プレイズ・ユー」に続く2枚目のシングルとして発売され、ビルボード・ホット100で72位を記録した[2]

「ロッカフェラー・スカンク」はスピン誌が発表する1998年の年間最優秀シングルで1位を獲得した[3]

サンプリング

曲には「Right about now…(省略)」という言葉が繰り返されるが、これはラッパーのロード・フィネスが曲「Vinyl Dogs Vibe」で発した声がサンプリングされたものである[4]

他にも、ジャスト・ブラザーズの「Sliced Tomatoes」やボビー・フラーの「I Fought the Law」、ジョン・バリーの「Beat Girl」がこの曲にはサンプリングされている。ギター・ラインはアート・オブ・ノイズの「Peter Gunn」である[5]

ファットボーイ・スリムは、サンプリング元の各アーティストにロイヤルティーを25%ずつ支払ったため、自身の元にはロイヤルティーは残らなかった、と語っている[6]

備考

この曲はTBSの1998年のテレビ番組『くえない奴』のオープニング・テーマで使用された。

2012年のロンドンオリンピックの閉会式では、ファットボーイ・スリムが自らDJとして登場してこの曲が演奏された[7]

アサヒビールビールテイスト飲料、アサヒドライゼロ(石川遼出演)のCMソングにも使用されていた。

脚注

  1. ^ Fatboy Slim - The Rockafeller Skank”. ChartArchive. 2012年8月30日閲覧。 “First appeared in chart (at position): 20/06/1998 (6) ... Highest position in chart: 6”
  2. ^ Fatboy Slim Album & Song Chart History”. Billboard. 2012年3月30日時点のオリジナル[リンク切れ]よりアーカイブ。2012年3月31日閲覧。
  3. ^ Rocklist.net...Spin Magazine (USA) End Of Year Lists...”. 2012年8月30日閲覧。
  4. ^ Fatboy Slim's The Rockafeller Skank sample of Vinyl Dogs feat. Lord Finesse's Vinyl Dogs Vibe”. WhoSampled. 2012年8月30日閲覧。
  5. ^ Fatboy Slim's The Rockafeller Skank sample of Art of Noise feat. Duane Eddy's Peter Gunn”. WhoSampled. 2012年3月23日閲覧。
  6. ^ Nick Lawrence (2007年5月7日). “Fatboy Slim Interview (May 2006) « HigherFrequency”. Higherfrequency.wordpress.com. 2012年3月23日閲覧。
  7. ^ 動画検索 - ロンドンオリンピック公式競技動画”. 閉会式(ファットボーイ・スリム). gorin.jp. 2012年8月30日閲覧。

外部リンク




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