レイジングM50
(レイジングM55 から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/05/21 03:17 UTC 版)
レイジングM50(Reising Model 50)は、第二次世界大戦中にアメリカ合衆国で開発された短機関銃である。アメリカの参戦後、急激な需要の増加のため供給が滞っていたトンプソン・サブマシンガンの代用品として、アメリカ海兵隊などが準制式装備として採用した。主に太平洋戦線で使用されたものの、信頼性の低さがしばしば指摘され、トンプソンなどが普及する1943年頃までに前線では使われなくなった。一方、安価かつセミオート射撃時の精度に優れるという特徴から、警察向け短機関銃としては一定の成功を収めた。
- ^ a b c d “Notes on the Reising Submachine Gun Part I”. SmallArmsReview.com. 2021年6月1日閲覧。
- ^ a b c “GUN, SUBMACHINE - HARRINGTON & RICHARDSON SUBMACHINE GUN M55 .45ACP SN# 30709”. Springfield Armory Museum. 2021年6月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i “Short End Of The Stick: The Reising Submachine Gun”. American Rifleman. 2023年8月10日閲覧。
- ^ “GUN, SUBMACHINE - HARRINGTON & RICHARDSON SUBMACHINE GUN M50 .45ACP SN# 79878”. Springfield Armory Museum. 2021年6月1日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “The U.S. .45 Model 50 and 55 Reising Submachine Gun and Model 60 Semiautomatic Rifle”. SmallArmsReview.com. 2021年6月1日閲覧。
- ^ a b c “The H&R Reising Model 60 Carbine”. SmallArmsReview.com. 2021年6月1日閲覧。
- 1 レイジングM50とは
- 2 レイジングM50の概要
- 3 バリエーション
- 4 運用国
固有名詞の分類
- レイジングM50のページへのリンク