ラモトレック環礁とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ラモトレック環礁の意味・解説 

ラモトレック環礁

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2015/03/18 07:24 UTC 版)

ラモトレック環礁
NASAによる画像
地理
場所 北西大西洋
座標 北緯7度29分 東経146度20分 / 北緯7.483度 東経146.333度 / 7.483; 146.333
所属群島 カロリン諸島
島数 3
面積 0.982 km2 (0.3792 sq mi)
最高標高 2 m (7 ft)
ヤップ州
住民
人口 373 (2000現在)
民族 ミクロネシア人
ラモトレック
ラモトレック環礁の位置

ラモトレック環礁英語: Lamotrek)は太平洋北西部カロリン諸島の環礁。ミクロネシア連邦ヤップ州に属しており選挙区を構成している。ラモトレック環礁は1 km2程度の島であるが、人口は2000年時点で373人である[1]

地理

環礁はエラート環礁の東11km、ヤップ環礁から東南東に915km程の位置に存在する。また、東に560km程の位置にはチューク環礁が存在する。

環礁は北東から南東に11.5km程であり、幅は最大6.5km程度である。合計の陸地面積は0.982km2で、環礁全体の面積は32km2である[2]

個別の島としては北西のFalaite、北東のPugue南東のLamotrekなどが存在する。

歴史

欧州人到来以前、Mailiyasの助言を得た族長のMweoiush統治の時代イファリク環礁からの侵略を受けていた。ラモトレックはヤップ島の女族長の外縁の島であったが、Mweoiush時代にイファリク環礁に敗北している。

カロリン諸島の多くの島と同じで、スペイン領東インドに領有後、1899年にドイツ帝国に売却され、第1次世界大戦後、大日本帝国南洋庁の下委任統治することとなった。第2次世界大戦を経てアメリカ合衆国の信託統治領、太平洋諸島信託統治領となり、1979年のミクロネシア連邦独立後はヤップ州に属している。

  • Columbia Gazeteer of the World. Vol. 1, p. 900
  1. ^ Yap State Census Report, 2000 ( PDF)
  2. ^ Oceandots - ウェイバックマシン(2010年12月23日アーカイブ分)

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ラモトレック環礁」の関連用語

ラモトレック環礁のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ラモトレック環礁のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのラモトレック環礁 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS