ライオネル・ドーソン＝デイマー (第4代ポータリントン伯爵)
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第4代ポータリントン伯爵ライオネル・シーモア・ウィリアム・ドーソン＝デイマー（英語: Lionel Seymour William Dawson-Damer, 4th Earl of Portarlington、1832年4月7日 – 1892年12月17日）は、イギリスの政治家、軍人、アイルランド貴族。庶民院議員（在任：1857年 – 1865年、1868年 – 1880年）を務めた[1]。
生涯
ジョージ・ライオネル・ドーソン＝デイマー閣下（1788年10月28日 – 1856年4月14日、初代ポータリントン伯爵ジョン・ドーソンの三男）と妻メアリー・ジョージアナ・エマ（Mary Georgiana Emma、ヒュー・シーモア卿の娘[2]）の息子として、1832年4月7日に生まれ、5月8日にブライトンで洗礼を受けた[1]。1846年ごろから1849年までイートン・カレッジで教育を受けた[1]。
1849年1月23日、スコッツガーズの連隊少尉および陸軍中尉への辞令を購入して入隊した[3]。1854年7月14日、連隊中尉および陸軍大尉に昇進した[4]。クリミア戦争でアルマ川の戦い、インケルマンの戦いに参戦した後[1]、1856年1月に陸軍から引退した[5]。同年4月7日、ドーセット・ヨーマンリー連隊のコルネット（騎兵少尉）に任命された[6]。1858年4月20日、中尉に昇進した[7]。1871年11月29日、ヨーマンリー連隊での軍職を辞した[8]。
1857年12月12日、クイーンズ・カウンティ（現リーシュ県）の副統監に任命された[9]。庶民院では1857年から1865年までと1868年から1880年までポータリントン選挙区の代表として議員を務めた[1]。
1889年3月1日に伯父ヘンリーの息子ヘンリー・ジョン・リューベンが死去すると、ポータリントン伯爵位を継承した[1]。
1892年12月17日にボーンマスで死去、ドーセット州ケイムで埋葬された[1]。長男ジョージ・ライオネル・ヘンリー・シーモアが爵位を継承した[1]。
家族
1855年4月19日、ハリエット・リディア・モンタギュー（Harriet Lydia Montague、1829年7月23日 – 1894年11月23日、第6代ロークビー男爵ヘンリー・モンタギューの娘）と結婚[1]、2男1女をもうけた[10]。
- ジョージ・ライオネル・ヘンリー・シーモア（1858年8月19日 – 1900年8月31日） - 第5代ポータリントン伯爵[1]
- メアリー・フランシス・シーモア（Mary Frances Seymour、1860年7月26日 – 1895年2月24日） - 1880年7月21日、アルジャーノン・ヘンリー・ミルズ閣下（Hon. Algernon Henry Mills、1856年2月13日 – 1922年10月21日、初代ヒリンドン男爵チャールズ・ヘンリー・ミルズの次男）と結婚、子供あり[10]
- モンタギュー・フランシス・ビーチャム・シーモア（Montagu Francis Beauchamp Seymour、1864年10月1日 – 1898年3月24日） - 1896年2月5日、マーガレット・スターリング・マクロード（Margaret Stirling MacLeod、1951年6月18日没[11]、トマス・マクロードの娘）と結婚、1女をもうけた[10]
出典
- ^ a b c d e f g h i j Cokayne, George Edward; Doubleday, Herbert Arthur; Howard de Walden, Thomas, eds. (1945). The Complete Peerage, or a history of the House of Lords and all its members from the earliest times (Oakham to Richmond) (英語). Vol. 10 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press. pp. 580–581.
- ^ Lodge, Edmund, ed. (1902). The Peerage and Baronetage of the British Empire as at Present Existing (英語) (71st ed.). London: Hurst and Blackett. p. 570.
- ^ "No. 21040". The London Gazette (英語). 23 November 1849. p. 3525.
- ^ "No. 21572". The London Gazette (英語). 14 July 1854. p. 2193.
- ^ "No. 21839". The London Gazette (英語). 15 January 1856. p. 156.
- ^ "No. 21872". The London Gazette (英語). 15 April 1856. p. 1436.
- ^ "No. 22130". The London Gazette (英語). 23 April 1858. p. 2004.
- ^ "No. 23803". The London Gazette (英語). 8 December 1871. p. 5521.
- ^ "No. 6764". The Edinburgh Gazette (英語). 22 December 1857. p. 1297.
- ^ a b c Burke, Sir Bernard; Burke, Ashworth Peter, eds. (1934). A Genealogical and Heraldic History of the Peerage and Baronetage, The Privy Council, and Knightage (英語). Vol. 2 (92nd ed.). London: Burke's Peerage, Ltd. p. 1922.
- ^ Townend, Peter, ed. (1963). Burke's Genealogical and Heraldic History of the Peerage, Baronetage and Knightage (英語). Vol. 2 (103rd ed.). London: Burke's Peerage Limited. p. 1966.
外部リンク
- Hansard 1803–2005: contributions in Parliament by Mr Lionel Dawson-Damer
- ライオネル・ドーソン＝デイマー - ナショナル・ポートレート・ギャラリー
| グレートブリテンおよびアイルランド連合王国議会 | ||
|---|---|---|
| 先代 フランシス・プランケット・ダン |
庶民院議員（ポータリントン選挙区選出） 1857年 – 1865年 |
次代 ジェームズ・アンソニー・ローソン |
| 先代 ジェームズ・アンソニー・ローソン |
庶民院議員（ポータリントン選挙区選出） 1868年 – 1880年 |
次代 バーナード・フィッツパトリック |
| アイルランドの爵位 | ||
| 先代 ヘンリー・ドーソン＝デイマー |
ポータリントン伯爵 1889年 – 1892年 |
次代 ジョージ・ドーソン＝デイマー |
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