ユリウス・ファルケンシュタイン (探検家)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ユリウス・ファルケンシュタイン (探検家)の意味・解説 

ユリウス・ファルケンシュタイン (探検家)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/20 19:54 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ユリウス・ファルケンシュタイン

ユリウス・ファルケンシュタイン(Julius Falkenstein、1842年7月1日 - 1917年7月1日)は、ドイツ探検家医師ベルリン出身。

略歴

ベルリンで開業医の息子として生まれた。ベルリンのフランス語高校を卒業した後、軍医養成学校で医学を学び、動物学も学んだ。1863年に学生のまま軍務に配属され、普墺戦争に補助医師として参加した。1867年に軍医養成学校を卒業し、国家試験に合格し、医学博士号を伝染病の研究で取得した。普仏戦争にも軍医として参加した。

1873年にドイツ・アフリカ協会(Deutsch Afrikanischen Gesellschaft)が資金を出して行われたパウル・ギュスフェルト(Paul Güssfeldt)が率いるロアンゴ王国(コンゴにあった王国)の探検隊のメンバーに選ばれた。ギュスフェルトとの合流は遅れたが、この探検では、貴重な標本を持ち帰った他、ヨーロッパに生きた状態で連れてこられた2頭目のゴリラ"M’Pungu"を連れ帰った。探検後はベルリンで暮らし、探検の成果をまとめるのに協力した。その後も軍医として昇進した。

著作

  • Afrikanisches Album, die Loangoküste in 72 Originalphotographien, nebst Text, Berlin 1876
  • Über das Verhalten der Haut in den Tropen (in Virchows "Archiv" 1877)
  • die zweite Abteilung des Werkes der Loango-Expedition, Leipzig 1879
  • Ärztlicher Ratgeber für Seeleute, Kolonisten etc., 2. Auflage, Berlin 1883
  • Die Zukunft der Congo- und Guineagebiete, Weimar 1884
  • Afrikas Westküste vom Ogowe bis zum Damara-Land, Leipzig 1885

参考文献

  • Pagel: Biographisches Lexikon hervorragender Ärzte des neunzehnten Jahrhunderts. Berlin, Wien 1901, Sp. 485. (Permalink)
  • Mustafa Haikal: Master Pongo. Ein Gorilla erobert Europa. Transit Verlag, Berlin 2013, ISBN 978-3-88747-285-6
  • Andreas Mettenleiter: Selbstzeugnisse, Erinnerungen, Tagebücher und Briefe deutschsprachiger Ärzte. Nachträge und Ergänzungen II (A–H). In: Würzburger medizinhistorische Mitteilungen. 21, 2002, S. 490–518, hier S. 503.



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ユリウス・ファルケンシュタイン (探検家)」の関連用語

ユリウス・ファルケンシュタイン (探検家)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ユリウス・ファルケンシュタイン (探検家)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのユリウス・ファルケンシュタイン (探検家) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS