ヤスミン・ナグディとは? わかりやすく解説

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ヤスミン・ナグディ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/08 14:50 UTC 版)

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ヤスミン・ナグディ
ナタリア・マカロワ版『ラ・バヤデール』で踊るヤスミン・ナグディ
原語名 Yasmine Naghdi
生誕 (1992-03-25) 1992年3月25日(30歳)
 イギリスロンドン
出身校 ロイヤル・バレエ学校
職業 バレエダンサー
団体 ロイヤル・バレエ団

ヤスミン・ナグディ(Yasmine Naghdi、1992年3月25日 - )は、イギリスバレエダンサーである。ロイヤル・バレエ団所属。2010年4月にコール・ド・バレエとして入団し、2017年6月に最高位のプリンシパルに昇格した。

入団まで

2004年にロイヤル・バレエ学校に入学したが、それ以前からロイヤル・バレエ学校のジュニア・アソシエイトであった。16歳のとき最優秀クラシカル・ダンサー賞("Most Outstanding Classical Dancer")を受賞した。在学中からたびたびロイヤル・バレエ団の公演に出演し、11歳のとき『シンデレラ』、12歳のとき『白鳥の湖』で踊った他、『眠れる森の美女』と『くるみ割り人形』にも出演した[1]。2008年9月にロイヤル・バレエ学校アッパー・スクールに進学し、2009年3月にはイギリス人またはイギリスで学ぶ若いダンサーを対象とするヤング・ブリティッシュ・ダンサー・オブ・ザ・イヤーで最優秀賞を受賞した。その才能が高く評価されて卒業が繰り上げになり、まだ17歳だった2010年1月にロイヤル・バレエ団の芸術監督モニカ・メイソンから入団オファーを受けた。

ロイヤル・バレエ団

2010年4月にロイヤル・バレエ団に入団し、2011/2012年シーズン末にはファースト・アーティストに昇格した。続いて2013/2014年シーズン末にソリスト、2015/2016年シーズン末にファースト・ソリストへとスピード昇格を果たし、2016/2017年シーズン末には弱冠24歳にして最高位のプリンシパルに昇格した。

22歳のとき、ケネス・マクミラン版『ロメオとジュリエット』が初演から50周年を迎える記念すべき年に、ジュリエット役を初めて演じている。また、24歳で『白鳥の湖』のオデット/オディール役のデビューを踊った。

受賞歴

  • ロイヤル・バレエ学校「クラシカル・エクセレンス」一等
  • 最優秀クラシカル・ダンサー賞(2007年)
  • ロイヤル・バレエ学校 ケネス・マクミラン振付コンクール 一等
  • ヤング・ブリティッシュ・ダンサー・オブ・ザ・イヤー最優秀賞(2009年)
  • イギリス批評家協会賞「最優秀女性ダンサー」ノミネート(2018年)

参考文献

  1. ^ Bain (2011年9月2日). “Meeting report – Camille Bracher & Yasmine Naghdi”. The Ballet Association. 2014年8月24日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年8月24日閲覧。

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