マラウイ・アフザルとは? わかりやすく解説

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マラウイ・アフザル

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/08/02 21:06 UTC 版)

マラウイ・アフザルとは、アフガニスタンヌーリスターン州のイスラム教軍閥の指導者である。

経歴

マラウイ・アフザルは1925年頃[1]に、ヌーリスターン州バルギ・マタール郡バドムク村のカム族[1]の一家で生まれた。その後、パキスタンのカイバル・パクトゥンクワ州パンジピールやアコラ、インドのウッタル・プラデーシュ州デオバンドで学び、カラチマドラサやバドムク村で教師になった[2]

1978年の共産主義革命の後、マラウイ・アフザルはヌーリスタン北部にサラフィー主義の小国「アフガニスタン・イスラム革命国」を作り、サウジアラビアパキスタンと国交を結んだ[3]

1980年代、ヌーリスターン州の有力者達は南部の軍閥サルワール・ヌーリスターニを共産党の親派として追放し、マラウイ・アフザルを支持した[1]。マラウイ・アフザルは共産党政権と微妙な関係を保っていたが[4]、1990年代中盤のターリバーンの侵攻後はターリバーンと同盟を結び、ターリバーンの支援を受けた[5]

脚注

関連事項

座標: 北緯35度37分58秒 東経71度19分51秒 / 北緯35.63278度 東経71.33083度 / 35.63278; 71.33083




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