ヘンリー・ロフタス_(初代イーリー伯爵)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヘンリー・ロフタス_(初代イーリー伯爵)の意味・解説 

ヘンリー・ロフタス (初代イーリー伯爵)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/01 05:38 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ジョシュア・レノルズによる、イーリー伯爵夫婦の肖像画、1775年頃。

初代イーリー伯爵ヘンリー・ロフタス英語: Henry Loftus, 1st Earl of Ely KP PC (Ire)1709年11月18日1783年5月8日)は、アイルランド王国の貴族、政治家。

生涯

初代ロフタス子爵ニコラス・ロフタスとアン・ポンソンビー(Anne Ponsonby初代ダンキャノン子爵ウィリアム・ポンソンビーの娘)の末男として、1709年11月18日に生まれた[1]

1747年から1768年までバンノウ選挙区英語版の、1768年から1769年までウェックスフォード・カウンティ選挙区英語版の代表としてアイルランド庶民院議員を務めた[1]。また、1766年から1783年までウェックスフォード県首席治安判事英語版を務めた[1]

1769年11月12日に兄ニコラスの息子ニコラスが死去すると、ロフタス子爵の爵位を継承、16日にアイルランド貴族院議員に正式に就任した[1]。その後、1771年9月4日にアイルランド枢密院英語版の枢密顧問官に任命され、1771年12月2日にイーリー伯爵に叙された[1]

1783年2月5日に聖パトリック勲章を授与されたが、同年5月8日に死去した[1]。後継者となる息子がおらず、爵位は全て断絶した[1]

家族

1745年、フランシス・モンロー(Frances Monroe、1774年8月没、ヘンリー・モンローの娘)と結婚した[1]。その後、1775年9月14日にロンドンでアン・ボンフォイ(Anne Bonfoy、1821年8月14日没、ヒュー・ボンフォイの娘)と再婚した[1]

脚注

  1. ^ a b c d e f g h i Cokayne, George Edward; Gibbs, Vicary; Doubleday, H. Arthur, eds. (1926). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (Eardley of Spalding to Goojerat) (英語). 5 (2nd ed.). London: The St. Catherine Press, Ltd. pp. 64–66.
アイルランド議会
先代:
ジョージ・オーグル英語版
ニコラス・ヒューム=ロフタス
庶民院議員(バンノウ選挙区英語版選出)
1747年 – 1768年
同職:ニコラス・ヒューム=ロフタス 1747年 – 1761年
ヘンリー・ミッチェル 1761年 – 1768年
次代:
チャールズ・トッテナム英語版
ロバート・ヘレン英語版
先代:
サッドリー子爵
ヴィージー・コルクラウ
庶民院議員(ウェックスフォード・カウンティ選挙区英語版選出)
1768年 – 1769年
同職:ヴィージー・コルクラウ
次代:
ヴィージー・コルクラウ
ジョージ・オーグル英語版
名誉職
先代:
イーリー伯爵
ウェックスフォード県首席治安判事英語版
1766年 – 1783年
次代:
チャールズ・ロフタス
アイルランドの爵位
爵位創設 イーリー伯爵
1771年 – 1783年
断絶
先代:
ニコラス・ヒューム=ロフタス
ロフタス子爵
1769年 – 1783年



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ヘンリー・ロフタス_(初代イーリー伯爵)のページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヘンリー・ロフタス_(初代イーリー伯爵)」の関連用語

ヘンリー・ロフタス_(初代イーリー伯爵)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヘンリー・ロフタス_(初代イーリー伯爵)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヘンリー・ロフタス (初代イーリー伯爵) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS