ブルース・リー物語とは? わかりやすく解説

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ブルース・リー物語

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 18:32 UTC 版)

ブルース・リー物語
タイトル表記
繁体字 李小龍傳奇
簡体字 李小龙传奇
英題 Bruce Lee True Story
各種情報
監督 ウー・スーユエン(呉思遠)
脚本 ウー・スーユエン(呉思遠)
製作 パウ・ミン(包明)
出演者 ホー・チョンドー(何宗道)
ユニコーン・チャン(小麒麟)
チウ・チーリン(趙志凌)
音楽 周福良
撮影 張麒
編集 スン・ミン(宋明)
プーン・ハンコウ(潘雄耀)
アクション指導 リャン・シャオスン(梁少松)
招鴻鈞(詠春顧問)
美術 ティン・ユンタイ(丁遠大)
公開 1976年10月28日
劇場未公開
上映時間 98分
製作国 イギリス領香港
言語 普通語
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ブルース・リー物語』(原題:李小龍傳奇、英題:Bruce Lee True Story)は、1976年香港映画。主演はホー・チョンドー(何宗道)、監督はウー・スーユエン(呉思遠)。過去の地上波テレビ放送時のタイトルは『カンフーに生きる!ブルース・リー物語』。

解説

ジェイソン・スコット・リー主演の『ドラゴン/ブルース・リー物語』(1993年)以前に製作されたブルース・リーの伝記映画。

ストーリーは現実にかなり近く、アクション・シーンは冒頭部分は消化不良だが、後半にいくにつれ、かなりのスピード感が出ていて、にせものブルース・リー映画の中でもNo.1と言っていいぐらいの出来となっている。

しかし、顔はブルース・リーにはほど遠く、あごの面積があるために劇中、ブルース・リーになりきって演じていても大して迫力がない。

工事現場近くで、トレーニングをしているシーンがあるが、この工事現場で働いている人のなかに、ジャッキー・チェンの映画で有名なマース(火星)がいる。数少ないマースのアクションシーンも見られる。マースをボコボコにした人は、ブルース・リー作品『ドラゴンへの道』にも出演している。ほかにも劇中、『燃えよドラゴン』の撮影シーンでは、フォン・ハックオンやユン・ピョウ、リー・ホイサンといった香港スターの顔が確認できる。

キャスト

役名 俳優 日本語吹替
ブルース・リー(李小龍) ホー・チョンドー(何宗道) 津嘉山正種
ユニコーン・チャン(小麒麟) ユニコーン・チャン(小麒麟) 広瀬正志
リー・チャン チウ・チーリン(趙志凌) 幹本雄之
チャンの指導者 フォン・ギンマン(馮敬文) 谷口節
リンダ・リー リンダ・ハースト 榊原良子
イップ・マン(葉問) イップ・チュン(葉準) 石井敏郎
ブッチー シャム・チンボー(岑潛波)
リーの弟子 アラン・ツイ(徐忠信)
サン・タイ・モー リャン・シャオスン(梁少松)
チャーリー マース(火星)
モドヤキ デビッド・チョウ(周大偉)
モドヤキの弟子 ドニー・ウィリアムス
イタリアン・マフィア マリオ・ビエディアーノ
イタリアン・マフィアの娘 ロベルタ・チャッピ
占い師 方圓
燃えよドラゴン』のエキストラ フォン・ハックオン(馮克安)
リー・ホイサン(李海生)
ユン・ピョウ(元彪)
シアトルでの葬儀の出席者
(アーカイブ映像)
スティーブ・マックイーン
ジェームズ・コバーン

特記

  • ブルース・リー役を演じるホー・チョンドーは、数多いソックリさんの中でも容姿・実力共にナンバー1と言われた俳優で、ブルース・リィ(黎小龍)を名乗っていた時期もあった。
  • ブルース・リー作品とほぼ同じ場所(タイ、ローマ等)でロケが行われている点、リー作品の共演者が数多く出演している点(例えば『ドラゴン危機一発』の氷工場監督、『ドラゴンへの道』のマフィアの手下、同じく『―への道』等で共演したユニコーン・チャンが本人役)でマニアには興味深い作品となっている。

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