ブルッヘの鐘楼とは? わかりやすく解説

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ブルッヘの鐘楼

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/24 21:51 UTC 版)

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鐘楼
2016年撮影
情報
高さ 83m
座標 ベルギー&title=%E9%90%98%E6%A5%BC 北緯51度12分30秒 東経3度13分29秒 / 北緯51.20833度 東経3.22472度 / 51.20833; 3.22472 (鐘楼)座標: ベルギー&title=%E9%90%98%E6%A5%BC 北緯51度12分30秒 東経3度13分29秒 / 北緯51.20833度 東経3.22472度 / 51.20833; 3.22472 (鐘楼)
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ブルッヘの鐘楼(ブルッヘのしょうろう、オランダ語: Belfort van Bruggeベルフォールト・ファン・ブルッヘ)は、ベルギーブルッヘ(仏:ブリュージュ)にあり、世界遺産「ブルッヘ歴史地区」(ID996)および世界遺産「ベルギーとフランスの鐘楼群」(ID943-004)を構成する建築物。

概要

聖ルシア伝説のメーステル

ブルッヘ市庁舎と並び、フランデレン地域の都市を代表する、ゴシック様式の建築物である[1]

毛織物業の同業組合(ギルド)として、13世紀初頭に建築され、16世紀に現在の形となった[2]。もともと木造であった鐘楼は1280年に焼失し、1282年から1296年にかけて再建された[3]。上部二層は、さらに1483年から1487年にかけて増築された[3]。鐘楼の最上部は、ゴシック様式を模して(ゴシック・リヴァイヴァル)1822年に改築された。

15世紀末頃に描かれた『聖ルシア伝説のメーステル』の背景(左上)には、ブルッヘのランドマークとして、鐘楼と聖母教会の塔が描かれているが、今日の鐘楼とは形状が異なっている。

鐘楼の最上部には、カリヨンが設置されている。個数は時代によって異なり、17世紀には35個、19世紀には48個取り付けられた。中世においては非常時に打ち鳴らされて呼集が行われたり、鐘楼からトランペットの音とともに役人が様々な布告を行った[3]。現代でも、専属の演奏者によって演奏が行われ、街中に鐘の音が響き渡る。

ギャラリー

外観

中庭

眺望

鐘楼からの眺望

脚注

出典

  1. ^ 河原 2006, p.97
  2. ^ 河原 2006, p.97-98
  3. ^ a b c 河原 2006, p.98

参考文献

関連項目

外部リンク

  • ウィキメディア・コモンズには、ブルッヘの鐘楼に関するカテゴリがあります。



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