フランソワ・マリー・ド・ロレーヌとは? わかりやすく解説

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フランソワ・マリー・ド・ロレーヌ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/29 05:53 UTC 版)

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フランソワ・マリー・ド・ロレーヌ
François Marie de Lorraine
リルボンヌ公
ジョワイユーズ公

出生 (1624-04-04) 1624年4月4日
死去 (1694-01-19) 1694年1月19日(69歳没)
配偶者 クリスティーヌ・デストレ
  アンヌ・ド・ロレーヌ
子女 一覧参照
家名 ギーズ家
父親 エルブフ公シャルル2世
母親 カトリーヌ・アンリエット・ド・ブルボン
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フランソワ・マリー・ド・ロレーヌFrançois Marie de Lorraine, prince de Lillebonne, duc de Joyeuse, 1624年4月4日 - 1694年1月19日)は、フランスの貴族。リルボンヌ公およびジョワイユーズ公。エルブフ公シャルル2世とその妻でカトリーヌ・アンリエット・ド・ブルボンの間の四男として生まれた[1]。母方の祖父母はアンリ4世王とガブリエル・デストレである。エルブフ公シャルル3世、アルクール伯フランソワ・ルイの弟。

生涯

ジュール・マザラン枢機卿の指揮下にある騎兵連隊の大尉となり三十年戦争に従軍、1644年のリェイダの戦いに参加し、1645年のネルトリンゲンの戦いでは負傷している。1658年9月3日、母方の大叔父エストレ公フランソワ・アンニバル・デストレの娘クリスティーヌと結婚したが、結婚後わずか3ヵ月で死別した。1660年10月7日、同族のロレーヌ公シャルル4世の娘アンヌと再婚、シャルル4世から結婚の贈り物としてナンシーの邸宅オテル・ド・ボーヴォー(Hôtel de Beauvau)を与えられた。

1692年に甥のエルブフ公アンリからリルボンヌ伯爵領を買い取り、2年後の1694年に69歳で死去。

子女

2番目の妻アンヌとの間に3男6女の9人の子女をもうけた。

  • シャルル・フランソワ(1661年 - 1702年) - コメルシー公
  • ベアトリス・イエロニム(1662年 - 1738年) - ルミルモン女子修道院長
  • テレーズ(1663年 - 1671年)
  • マリー・フランソワーズ(1666年 - 1669年)
  • エリザベート・テレーズ(1664年 - 1748年) - エピノワ公ルイ(1世)・ド・ムランと結婚
  • セバスティエンヌ(1667年 - 1669年)
  • ジャンヌ・フランソワーズ(1668年 - 1680年)
  • アンリ・ルイ(1669年 - 1670年)
  • ジャン・フランソワ・ポール(1672年 - 1693年) - ジョワイユーズ公(1693年)、ネールウィンデンの戦いで戦死

脚注

  1. ^ van de Pas, Leo. “François Marie de Lorraine, Prince de Lillebonne”. Genealogics.org. 2010年3月5日閲覧。

参考文献

  • Georges Poull, La maison ducale de Lorraine, 1991
先代:
ジャン・フランソワ・ポール
ジョワイユーズ公
1693年 - 1694年
次代:
アンヌ・ド・ロレーヌ



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