ピリッポス_(太守)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ピリッポス_(太守)の意味・解説 

ピリッポス (太守)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/11/06 15:19 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ピリッポス(希:Φίλιππος、ラテン文字転記:Philippos、? - 紀元前318年)は、アレクサンドロス3世の家臣の一人で、東方の太守に任じられた人物である。

ピリッポスは紀元前327年にアレクサンドロス3世によってソグディアナ太守に任じられた。紀元前323年の王の死後その家臣たちによって開かれたバビロン会議でピリッポスは元の領地に加えてバクトリアを得[1][2]、それを修正した紀元前321年トリパラディソスの軍会ではパルティアに配置換えされた[3][4]。彼は紀元前318年までその地位にいたが、帝国東方の支配者にならんとしたメディア太守ペイトンによって殺害され(ディオドロスはペイトンが殺したのはフィロタスだとしているが、ピリッポスの間違いかもしれない)、領地を奪われた[5]

  1. ^ ディオドロス, XVIII, 3
  2. ^ フォティオス, cod. 82
  3. ^ ディオドロス, XVIII, 39
  4. ^ フォティオス, cod. 92
  5. ^ ibid, XIX, 14

参考サイト




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ピリッポス_(太守)」の関連用語

ピリッポス_(太守)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ピリッポス_(太守)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのピリッポス (太守) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS