ヒネ・ヌイ・テ・ポとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ヒネ・ヌイ・テ・ポの意味・解説 

ヒネ・ヌイ・テ・ポ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 10:21 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ヒネ・ヌイ・テ・ポ(Hine-nui-te-pō)は、マオリ神話の夜と死の女神

概要

森の神タネと女神ヒネ・ハウ・オネの間から生まれた。出生当初は「夜明けの女」を意味するヒネ・ティタマという名前で、やがて彼女はタネが自分の父親だと知らないままタネと結婚する。ある時彼女はタネに自分の父親は誰かと尋ねたが「家の柱に聞け」と言われた。ヒネ・ティタマは家の柱に尋ねたが、柱も壁板も答えはしなかった。そこでヒネ・ティタマは事実を悟り、恥ずかしさのあまり彼女はハワイキから地下の世界ポの闇へと逃げた。タネはヒネ・ティタマを追いかけようとしたが、彼女はこの世の絆を断ち切り、タネは地上に戻って光の世界の子孫の面倒を見なければならないこと、その間、自分は闇の世界で子孫を引きずり込むことを大声で告げた。これが死の起源になった。夜明けの女ヒネ・ティタマは暗黒の女神ヒネ・ヌイ・テ・ポになった[1]

出典

[脚注の使い方]
  1. ^ ロズリン・ポイニャント『オセアニア神話 』(青土社、1993年)pp.85-86 ISBN 978-4-791-75251-5



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ヒネ・ヌイ・テ・ポ」の関連用語

ヒネ・ヌイ・テ・ポのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ヒネ・ヌイ・テ・ポのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのヒネ・ヌイ・テ・ポ (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS