パーシー・ジョーンズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/11/19 15:14 UTC 版)
![]() |
この存命人物の記事には、出典が全くありません。 信頼できる情報源の提供に、ご協力をお願いします。存命人物に関する出典の無い、もしくは不完全な情報に基づいた論争の材料は、すぐに除去する必要があります。(2017年11月) |
パーシー・ジョーンズ(Percy Jones)はイギリス人のベーシスト。主にジャズの分野で活躍している。彼を一躍有名にしたのはバンド、ブランドXでの活動である。フレットレスベースを用いたユニークなフレージングや高度な演奏技術で脚光を浴びる。
概要
古くは60年台後半にLiverpool Sceneのメンバーとしての活躍が有名。
70年代中期からプログレッシヴ・ロック界隈におけるスタジオワーク、セッションワークで頭角をあらわし、70年代後期にてイギリスのクロスオーバーバンド、ブランドXで当時めずらしかったフレットレスベースプレイヤーとして日本でも話題となる。
ベーシスト界きっての革新的スターであった同じくフレットレスベーシストのジャコ・パストリアスとよく比較されるが、ジャズの高速レガートやリア寄りのピックアップでタイトに演奏するジャコに対し、パーシーはブリティッシュロック、ブルースをルーツとしたベーシックなフレーズを多用、またフィンガリングもネック寄りである。
デビュー初期からピッキングハーモニクスを使った先鋭的なアプローチや、躍動感のあるうねるようなグリッサンド、フィンガリングによる高速レガートなどを取り入れており、現在に至るまで彼独自のユニークでアグレッシヴなスタイルは変わらず貫徹されている。
ソロ活動としてはトンネルズというバンドの名義でアルバムを発表している。セッションとしてはブライアン・イーノのソロプロジェクトなどへの参加がある。
アルバム
作品
ブランドX
- アンオーソドックス・ビヘイヴィアー(旧題・異常行為) - Unorthodox Behaviour (1976)
- モロカン・ロール - Moroccan Roll (1977)
- ライヴストック - Livestock (1977)
- マスクス - Masques (1978)
- プロダクト - Product (1979)
- ドゥ・ゼイ・ハート? - Do They Hurt? (1980)
- だ・れ・だ? - Is There Anything About? (1982)(当初明言されていなかったが、アウトテイク集)
- Xコミュニケーション - Xcommunication (1992)
- Live at the Roxy L.A. (1996)
- マニフェスト・デスティニー - Manifest Destiny (1997)
- ミッシング・ピリオド -異常行為前夜- - Missing Period (1998) (初期の未発表セッション集)
- ザ・Xファイルズ - "The X-Files" (1998)
- タイム・ライン - Timeline (2000)
トンネルズ
- トンネルズ - Tunnels (1993)
- Painted Rock (1999)
- Progressively (2002)
- Live: The Art Of Living Dangerously (2004)
- Natural Selection (2006)
ソロ
- ケイプ・カタストロフィ - Cape Catastrophe (1990)
- プロペラ・ミュージック - Propeller Music (1990)
パーシー・ジョーンズ/スコット・マッギル/リッチー・デ・カルロ
- ザ・デビュー・アルバム - Debut (2008)
- パーシー・ジョーンズ/スコット・マッギル/リッチー・デ・カルロ - Percy Jones, Scott McGill, Ritchie DeCarlo (2000)
- サード・トランスミッション - Third Transmission (2014)
バングタワー
- キャスティング・シャドウズ - Casting Shadows (2000)
|
固有名詞の分類
- パーシー・ジョーンズのページへのリンク