パルマ・ドーロ国際ピアノコンクール・アロイーズ・ヴェッキアート賞とは? わかりやすく解説

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パルマ・ドーロ国際ピアノコンクール・アロイーズ・ヴェッキアート賞

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/10 01:38 UTC 版)

パルマ・ドーロ国際ピアノコンクール・アロイーズ・ヴェッキアート賞 (Concorso Pianistico Internazionale Palma d'Oro - Premio Aloise Vecchiato)はイタリアフィナーレ・リグレで行われている国際ピアノコンクール。老舗である[1]

概要

1974年から開始され、2015年AAFへ加盟。イタリアには少人数国際ピアノコンクールを超える「極少人数」国際ピアノコンクールなるものが存在している。出場者の数は1桁であることも珍しくないが、審査のユニークさとヴェテラン出場者[2]を惹き付けていることで知られるのがこの国際コンクールである。予選の審査は第1次と第2次に分かれ、それぞれ30分ずつすべての出場者に演奏させ、本選出場者を決める。このため、5人の予選通過者がそのまま本選進出になった2012年のケースもあった。

本選は60分だが、上位入賞者はガラ・コンサートの出演が義務付けられており、そこでは15分の独奏と弦楽合奏による伴奏の下で協奏曲を1曲求められる。このため、独奏に要される総演奏時間は135分に及び、これはヴィオッティ国際音楽コンクールのピアノ部門の予選全体と同じ演奏時間になる。

近年大量の演奏時間を誇るピアノコンクールを敬遠する出場者もいるため、このコンクールでも依然として棄権が目立つ。ここ数年は6位まで表彰している。全日程をYoutubeで配信している[3]

脚注

出典

  1. ^ Chopin-F-L”. www.mt-brillante.jp. 2020年9月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2025年1月7日閲覧。
  2. ^ albo-doro-2”. www.concorsopalmadoro.com. 2025年1月7日閲覧。
  3. ^ Palma d'Oro 2024 - First round”. www.youtube.com. 2025年1月7日閲覧。

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