ハーフ・ア・チャンスとは? わかりやすく解説

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ハーフ・ア・チャンス

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/12 13:41 UTC 版)

ハーフ・ア・チャンス
Une chance sur deux
監督 パトリス・ルコント
脚本 パトリック・ドゥヴォルフ
セルジュ・フリードマン
パトリス・ルコント
原案 ブルーノ・タルドン
製作 クリスチャン・フェシュネール
製作総指揮 エルヴェ・トリュフォー
出演者 アラン・ドロン
ジャン=ポール・ベルモンド
ヴァネッサ・パラディ
音楽 アレクサンドル・デプラ
撮影 スティーヴン・B・ポスター
編集 ジョエル・アッシュ
製作会社 Christian Fechner Films
TF1 Films Production
配給 UGC Fox Distribution
シネマパリジャン
公開 1998年3月25日
1998年11月7日
上映時間 109分
製作国 フランス
言語 フランス語
製作費 €22,17 million[1]
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ハーフ・ア・チャンス』(原題: Une chance sur deux)は、1998年フランスアクション映画パトリス・ルコント監督の作品。アラン・ドロンジャン=ポール・ベルモンドが『ボルサリーノ』以来、28年ぶりに共演したことで話題となった[2]

ストーリー

20才にして高級車専門の窃盗犯であるアリスヴァネッサ・パラディ)。彼女は服役中に母親を病気で亡くした。出所の際に、母親が残した録音テープを受け取るアリス。そこには、20年前に愛した二人の男のうち、どちらかがアリスの父親だという、母親の遺言が吹き込まれていた。

父親候補の二人の男は、共に独身で初老の資産家だった。二人に会いに行くアリス。高級レストランのオーナーであるジュリアンアラン・ドロン)は、実は大泥棒。高級車デューラーのレオジャン・ポール・ベルモンド)は、外人部隊の元指揮官で、二人とも警察にマークされていた。愛らしいが泥棒でもあるアリスに惚れ込み、自分こそ父親だと張り合うジュリアンとレオ。

一人でクラブに踊りに行ったアリスは、男たちに襲われ、車を盗んで逃げ出した。ところがそれはロシアン・マフィアの車で、移送中の大金が隠されていた。ジュリアン達が金を盗んだと思い込み、襲撃して来るマフィア。事情が分からぬまま反撃し、マフィアの資産を爆破するジュリアン達。

実は、マフィアの金は警察が回収していた。日頃から目障りなジュリアン達を消す為に、マフィアに情報を流し、襲わせる警察本部長。アリスを拉致され、マフィアのアジトを破壊するジュリアンとレオ。

無事に救い出されたアリスは血液検査を受けた。しかし、結果の書かれた書類を破り捨てるアリス。どちらが父親でも良いというのは、母親の遺言でもあったのだ。

キャスト

※括弧内は日本語吹替

スタッフ

日本語吹替版

  • 演出:佐藤敏夫
  • 翻訳:石原千麻
  • 調整:山下裕康
  • プロデューサー:遠藤幸子、渡邊一仁、中嶋唯雄、内田正仁
  • 制作:ケイエスエス

※日本語吹替版はテレビ東京が放送用に制作したものだが、ソフト収録も兼ねてノーカットで制作された[3]。ただ、テレビ放送は予定よりも遅れ、ソフト発売から2年後にようやく『木曜洋画劇場』で行われた[4]

出典

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