ネオジムウェークフィールド石とは? わかりやすく解説

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ネオジムウェークフィールド石

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/05/26 15:40 UTC 版)

ネオジムウェークフィールド石(ネオジムウェークフィールドせき、 Wakefieldite-(Nd))は、2011年に発表された日本産新鉱物で、産業技術総合研究所鉱物学者守山武などにより、高知県香美市の有瀬(あらせ)層状鉄マンガン鉱床から発見された[1]化学組成はNd(VO4)で、正方晶系。ゼノタイム(Xenotime)のグループに属し、既に発表されていたウェークフィールド石(Wakefieldite)(ランタンセリウムイットリウムを主としたものがある)と同形同構造でネオジムを主とした種である。


  1. ^ Moriyama, T. et al. (2011): Wakefieldite-(Nd), a new neodymium vanadate mineral in the Arase stratiform ferromanganese deposit, Kochi Prefecture, Japan. Resource Geol., 61, 101-110.
  2. ^ 浜根大輔、ネオジムウェークフィールド石 / Wakefieldite-(Nd)東京大学物性研究所


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