トンガ海軍
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トンガ海軍 | |
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2013年、シドニー湾を航行中のトンガ海軍哨戒艇サヴェア。
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創設 | 1973年3月10日 |
国籍 | ![]() |
兵科 | 海軍 |
識別 | |
軍艦旗 | ![]() |
トンガ海軍(トンガかいぐん、英語: Tongan Maritime Force)は、トンガ王国軍の海軍部門である。
歴史
トンガ防衛局(TDS、後のトンガ王国軍)は1973年3月10日に国王タウファアハウ・トゥポウ4世によって設立され、この日、最初の艇が就役した[1]。最初の艇はガーハウ・コウラ (P101)、次いでガーハウ・シリヴァ(P102)で、名前はそれぞれ金の矢と銀の矢を意味する[1]。これらは志願兵によって運航されていたが、現在では運航されていない[1]。
その後、1989年から1991年にかけて3隻のネイアフ級哨戒艇(パシフィック級哨戒艇)を就役させた[2]。これらは、パシフィック級哨戒艇プログラムの一環としてオーストラリアからトンガに供与されたものである[3]。
2019年からは、同じくオーストラリアからガーハウ・コウラ級哨戒艇(ガーディアン級哨戒艇)が供与されている[2]。
ロイヤルヨット
- ティティルペ、メースフィールド海軍基地
哨戒艦隊
トンガ海軍の主要な基地は、ヌクアロファのトウリキにあるメースフィールド基地である[2]。2021年9月時点で2隻の哨戒艇がある。
タイプ | クラス | 排水量 | 名前 | # | 就航 | 母港 | |
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哨戒艦艇 | ガーディアン級哨戒艇 | ガーハウ・コウラ[2] | P301 | 2019年 | ヌクアロファ | ||
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哨戒艦艇 | ガーディアン級哨戒艇 | ガーハウ・シリヴァ | P302 | 2021年 | ヌクアロファ |
後方支援艦隊
タイプ | クラス | 排水量 | 名前 | # | 就航 | 母港 | |
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機動揚陸艇 | LCM-8 | 113トン | レイト[2] | C315 | ヌクアロファ |
海兵大隊
トンガ海兵隊は、3個の歩兵中隊と支援中隊からなる1個大隊で、ファアモツに拠点を置いている[2]。
海上航空部隊
航空機 | 元 | タイプ | バージョン | 運用中 | 備考 |
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ビーチクラフトG.18S[2] | ![]() |
捜索救難 | SNB-1 Kansan | 1[2] | |
アメリカン・チャンピオン シタブリア[2] | ![]() |
海上哨戒 | 7KCAB | 1[2] |
脚注
- トンガ海軍のページへのリンク