トライ・サム・バイ・サムとは? わかりやすく解説

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トライ・サム・バイ・サム

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/08 03:13 UTC 版)

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トライ・サム・バイ・サム
ジョージ・ハリスン楽曲
収録アルバム リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド
リリース 1973年6月22日
ジャンル ロック
時間 4分08秒
レーベル アップル・レコード
プロデュース ジョージ・ハリスン
フィル・スペクター
Disc1
  1. "ギヴ・ミー・ラヴ"
  2. "スー・ミー、スー・ユー・ブルース"
  3. "ザ・ライト・ザット・ハッド・ライテッド・ザ・ワールド"
  4. "ドント・レット・ミー・ウェイト・トゥー・ロング"
  5. "フー・キャン・シー・イット"
  6. "リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド"
  7. "ザ・ロード・ラヴス・ザ・ワン"
  8. "ビー・ヒア・ナウ"
  9. "トライ・サム・バイ・サム"
  10. "ザ・デイ・ザ・ワールド・ゲッツ・ラウンド"
  11. "ザット・イズ・オール"
ビー・ヒア・ナウ
(8)
トライ・サム・バイ・サム ザ・デイ・ザ・ワールド・ゲッツ・ラウンド
(10)

トライ・サム・バイ・サム」(Try Some, Buy Some) は、ロニー・スペクターの曲。ジョージ・ハリスンによって書かれ、1971年にシングルでリリースされた。のち、ジョージ・ハリスンがセルフカバーし、1973年のアルバム『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』に収録された。

解説

この曲はまず、1971年に元ロネッツのリード・ヴォーカル、ロニー・スペクターによって、1966年のロネッツ解散後は引退状態にあった彼女のカムバック・アルバムの曲としてレコーディングされた。ほどなく同じジョージ作の「You」などもレコーディングされているが、シングルとして「トライ・サム・バイ・サム」が選ばれ、同年にアップル・レコードからリリースされた。全米で77位を記録。ちなみに、計画されていたアルバム制作は、夫であるプロデューサーのフィル・スペクターの奇行によってキャンセルされている。

1973年になってジョージは、このときのバックトラックを再利用して自分で歌い、自らのアルバム『リヴィング・イン・ザ・マテリアル・ワールド』に収録した(また「You(二人はアイ・ラヴ・ユー)」の方も新たにレコーディングし直して、1976年の『ジョージ・ハリスン帝国』に収録している)。

歌詞は、物的世界に関連する誘惑の中での、ジョージによる神の認識を反映しており、彼の最初の精神的な目覚めの回想を述べている。後にロニーは「概念が理解できない」としてこの曲を嫌っていることを認め、評論家もまた彼女のカムバック・ナンバーとしては相応しくないと指摘した。

長年にわたってこの曲のファンだったデヴィッド・ボウイが、2003年にアルバム『リアリティ』でカバーし、ツアーでもパフォーマンスを見せた。





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