ディクシットとは? わかりやすく解説

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ディクシット

名前 Dikshit

ディクシット

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/10/23 06:14 UTC 版)

ディクシット(Dixit)
内容物
デザイナー Jean-Louis Roubira
イラスト Marie Cardouat
販売元 Libellud
プレイ人数 3-6人・8人・12人(バージョンによる)
対象年齢 8歳以上
プレイ時間 30分

ディクシットラテン語: Dixit)は、2008年フランスのLibelludから発売されているカードゲーム

用具

  • ディクシットカード84枚 : 表面にはイラストのみが描かれている。重複するカードはない。
    拡張セット(追加カード)の購入により、さらに多くのイラストが描かれたカードを使用することができる。
  • 投票トークン 1~人数の番号のものを人数分(オリジナル版、ディクシットオデッセイ)、投票ダイヤル 人数分(2021年新版)
  • ウサギ型の駒 人数分
  • ゲームボード(得点表)1枚

ルール

プレイ準備

プレイヤーは各自駒の色を決め、得点表のスタートのマスに置く。

任意のプレイヤーが全カードをシャッフルした後、各プレイヤーに裏向きで6枚ずつ配り、残りのカードは裏向きの山札にする。プレイヤーのうち1名が語り部となる[1]

1ターンの流れ

カードの選定

語り部(コントゥール)は手持ちのカードから1枚を選び、そのカードのイラストに関連する「ヒント」(言葉。単語でも文でも良い)を声に出す。 他のプレイヤー(ジュウール)は、各自手持ちのカードの中から語り部が宣言した「言葉」から連想するイラストが描かれたカードを1枚選ぶ。その後、語り部は自分の選んだカードを裏向きに出し、他のプレイヤーは選んだカードを語り部に裏向きに渡す。

語り部は自分を含め全員が出したカードを裏向きでシャッフルした後、表向きに並べ1から順に番号を示す(ディクシットオデッセイおよび2021年新版はゲームボードの端にカードスロット(並べる場所)が記載されている)。

投票

投票後、語り部が出したカードを発表する(オリジナル版を使用)

語り部以外のプレイヤーは、語り部が出したカードがどの番号のカードかを考えて投票を行う。オリジナル版では投票先の番号の投票トークンを持ち(2021年新版では各自投票ダイヤルで投票先の番号にダイヤルを合わせ)、全員の投票先が決まったら一斉に公開する。

その後、語り部が正解(自分の出したカード)の番号を発表し、その結果によって点数計算を行う。

点数計算

投票の正誤により、各プレイヤーは以下の点数を獲得する(得点表の駒を進める)。

  • 全員正解の場合
    • 語り部:0点
    • 他のプレイヤー:2点
  • 正解と不正解との両方が存在した場合
    • 語り部:3点
    • 正解したプレイヤー:3点(+自分の出したカードへ投票された場合さらに1票につき1点)
    • 誤答したプレイヤー:0点(+自分の出したカードへ投票された場合さらに1票につき1点)
  • 全員不正解の場合
    • 語り部:0点
    • 他のプレイヤー:2点(+自分の出したカードへ投票された場合さらに1票につき1点)

継続とゲーム終了

駒の移動が終わったら場に出ているカードを回収して捨て札とし、山札から各プレイヤーに1枚ずつ補充する。語り部を左のプレイヤーに交代し、次のターンを始める(カード選定と投票を行う)。山札がなくなった場合は、捨て札をシャッフルして使用する。

以上を繰り返し、いずれかのプレイヤーの得点が30点以上となったターンでゲーム終了し、得点が最も多いプレイヤーが勝者となる。同点の場合はどのプレイヤーも勝者[2]

受賞歴

脚注

  1. ^ 2021年新版のルールブックでは、「最初にヒントを考え付いたプレイヤーが最初の語り部となる」とある。
  2. ^ ディクシット ルールブック(2021年新版)

外部リンク



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