ディオゴ島とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ディオゴ島の意味・解説 

ディオゴ島

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/26 23:42 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ディオゴ島
現地名:
Inem
地理
場所 ルソン海峡
諸島 バタン諸島
長さ 1.2 km (0.75 mi)
1.2 km (0.75 mi)
最高標高 513 m (1,683 ft)[1]
行政
地方 カガヤン・バレー地方
バタネス州
自治体 イトバヤット英語版
人口統計
人口 0
追加情報
公式サイト Batanes Province Official Website
テンプレートを表示

ディオゴ島(ディオゴとう、英語: Diogo Island)はフィリピン北部、バタネス諸島に存在する無人の火山島。現地の言葉ではディネム島として知られている[2]。ディオゴ島は海から突き出た岩山であり、全ての海岸線が絶壁な上に海流が激しいため上陸が難しく、事実上不可能となっている。死火山であり、かなり海洋侵食を受けている[3]

地理

ディオゴ島は小さいものの、513mの山があり、1210mほどの直径で、イトバヤット島の南岸から東に6000mほどの位置に存在する。西側は急勾配で、東側にはいくつかの小島があり、最も外のものは800mほど離れている[4]

歴史

1903年にディオゴ島は蒸気と暗いものを噴出し火山であることが確認されたとしているが、1908年の別の観測によれば、これらは時折山の周りに浮かぶ小さな雲であると考えられている[3]。この山はフィリピン火山地震研究所によると休火山とされている[5]

以前の名前

古いスペインの地図では、ディオゴ島はIsla DiegoRodontaと言う名前で表されている[6]

関連項目

脚注

  1. ^ U.S. Army Corps of Engineer (1952年). “Batan Island Map”. University of Texas at Austin Library. 2011年6月5日閲覧。
  2. ^ University of Georgia. “Yami culture of Taiwan”. 2010年8月24日閲覧。
  3. ^ a b Ferguson, Henry G. (1908-02) [1908]. The Philippine Journal of Science, Vol.3 Part 1. Manila Bureau of Printing. p. 12. http://books.google.com/books?id=sklrEWtiMNkC 
  4. ^ U.S. Coast and Geodetic Survey, Department of Commerce (1919). United States Coast Pilot, Philippine Islands Part I. Washington Government Printing Office. p. 39 
  5. ^ PHILVOCS. “List of Inactive Volcanoes in the Philippines”. 2010年8月24日閲覧。
  6. ^ Algué, P. José (1899) [1900]. Atlas de Filipinas. Washington Government Printing Office. p. 39. http://www.archive.org/details/AtlasDeFilipinasColleccionDe30MapasTrabajadosPorDelineantes 

座標: 北緯20度42分20.38秒 東経121度55分38.42秒 / 北緯20.7056611度 東経121.9273389度 / 20.7056611; 121.9273389




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ディオゴ島」の関連用語

ディオゴ島のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ディオゴ島のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのディオゴ島 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS