ティティヴィラス
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ティティヴィラス(Titivillus)とは、ベルフェゴールやサタンに仕え、 筆写者の仕事に誤りを持ち込むとされる悪魔。ティティヴィラスが初めてその名で言及されるのは、ウェールズのヨハンネスによる『悔悛論』(Tractatus de Penitentia, 1285年頃)である。礼拝中の無駄話や、言い間違い、口ごもり、〔言葉の〕飛ばし読みなどを蒐集し、その誤りをおかした者の悪事として勘定するためサタンに引き渡す悪魔とされることもある。
- ^ Aragonés Estella, Esperanza: "Visiones de tres diablos medievales", De Arte no. 5, 2006. doi:10.18002/da.v0i5.1543.
- ^ Esquivias, Óscar: "Diabluras", Diario de Burgos, 15 de diciembre de 2014, p.5.
- ^ タウンリー・サイクルの「審判」にティティヴィラスが数え切れないほど登場することについてはジェームズ・ヒックスの指摘がある "Majesty and Comedy in the Towneley 'Iudicium': The Contribution of Property to Spectacle" Rocky Mountain Review of Language and Literature 44.4 (1990), pp. 211–228, passim. doi:10.2307/1346789. JSTOR 1346789.
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