ツァスタバ マスターFLGとは? わかりやすく解説

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ツァスタバ マスターFLG

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2013/10/22 06:05 UTC 版)

Zastava Master FLG

銃床を展開したFLG。後期試作型の1つ
種類 短機関銃
原開発国  ユーゴスラビア ( セルビア)
開発史
開発期間 1996年
製造業者 ザスタバ・アームズ
派生型 FLG, FLG P, FLG K
諸元
重量 銃のみ:2,600 g
装填時:3,110 g
全長 銃床折畳時:385 mm
銃床展開時:597 - 620mm
銃身 198mm

弾丸 9x19mmパラベラム弾
作動方式 ガス圧作動方式, 回転ボルト方式英語版
発射速度 850 発/分
初速 400 m/s (1,312 ft/s)
装填方式 20発/30発着脱式箱型弾倉

ツァスタバ マスターFLG(Zastava Master FLG)は、ユーゴスラビアのザスタバ・アームズが1990年代に開発した短機関銃である[1]。FLGは警察や特殊部隊での運用を想定して設計されており、多くの部品はプラスチックとスチールで構成されている[2]

設計

FLGはM70突撃銃をベースとしたガス圧作動方式の短機関銃だが、MP5短機関銃の設計も一部参考にしている。人間工学の視点が考慮されており、基本操作は全て引き金から指を離さずに行える。また安全性も重視され、銃に衝撃を加えた際の暴発を防ぐべく、撃発は完全にボルトを固定したクローズドボルトの状態から行われる。仮にボルトが完全に閉鎖されていない場合、内部レバーがトリガーメカニズムの動作を阻害する。

派生型

  • マスターFLG - 標準型[3]
  • マスターFLG P - 消音型。M.91-4消音器を備える。
  • マスターFLG K - 短縮形。銃身を短縮し、ハンドガードの下にグリップが取り付けられている。

脚注

  1. ^ 1970-1992”. zastava-arms.rs. 2013年4月17日閲覧。
  2. ^ Zastava Master FLG”. pmulcahy.com. 2013年4月17日閲覧。
  3. ^ YougoImport 9mm Master FLG”. securityarms.com. 2013年4月17日閲覧。


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