チマルマンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > チマルマンの意味・解説 

チマルマン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/21 02:21 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ロード絵文書のチマルマン

チマルマン(Chimalman)またはチマルマ(Chimalma)は、アステカ神話女神

「チマルマ(ン)」という名前の意味は明らかでないが、ナワトル語で「盾(chīmalli)の手(māitl)」を意味するかという[1]

ケツァルコアトルの家系については資料によってさまざまに異なるが、父がミシュコアトルとされることが多い。母はチマルマンとされるのがもっとも普通であるが、ほかにシワコアトルやその他のさまざまな地母神の名もあげられる[1]

チマルマンは伝説的な女戦士であり、動きが非常に速いためミシュコアトルは彼女を殺すことができなかった。最終的にミシュコアトルは彼女をつかまえ、妊娠させた。これによってケツァルコアトルが生まれたという[2]

脚注

  1. ^ a b Nicholson (2001) p.246
  2. ^ Read & González (2000) p.151

参考文献

  • Read, Key Almere; González, Jason J. (2000). Handbook of Mesoamerican Mythology. ABC-CLIO, Inc. ISBN 0874369983 
  • Nicholson, H. B. (2001). “Topiltzin Quetzalcoatl”. The Oxford Encyclopedia of Mesoamerican Cultures. 3. Oxford University Press. pp. 246-247. ISBN 0195108159 



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  チマルマンのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「チマルマン」の関連用語

1
ミシュコアトル 百科事典
8% |||||

チマルマンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



チマルマンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのチマルマン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS