ダリル・ヤンマートとは? わかりやすく解説

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ダリル・ヤンマート

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/02/17 02:30 UTC 版)

ダリル・ヤンマート
ワトフォードFC時代(2017年)
名前
ラテン文字 Daryl Janmaat
基本情報
国籍 オランダ
生年月日 (1989-07-22) 1989年7月22日(35歳)
出身地 ライツヘンダムオランダ語版
身長 185cm
体重 82kg
選手情報
ポジション DF (RB)
利き足 右足
ユース
TONEGIDOオランダ語版
1995-2007 フェイエノールト
2007 ADO
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2007-2008 ADO 25 (2)
2008-2012 ヘーレンフェーン 84 (5)
2012-2014 フェイエノールト 63 (5)
2014-2016 ニューカッスル 71 (3)
2016-2020 ワトフォード 76 (5)
2021-2022 ADO 4 (0)
代表歴
2009  オランダ U-20 4 (0)
2009-2010  オランダ U-21 11 (0)
2012-2018 オランダ 34 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

ダリル・ヤンマートDaryl Janmaat, 1989年7月22日 - )は、オランダ南ホラント州ライツヘンダム出身の元同国代表プロサッカー選手。現役時代のポジションはDF(右サイドバック)。

クラブ経歴

ADO

VSV TONEGIDOでフットボールを始め、フェイエノールトのユースで育ったが、契約は結べずADOデン・ハーグへ移り、そこで2007年10月5日にFCズヴォレとのリーグ戦でプロデビュー。1週間後のTOPオス戦で初のスタメン出場と初ゴール。18歳にしてスタメンをつかんだが、クラブは降格した。

ヘーレンフェーン

2008年夏にウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCへ去ったジャンニ・ザイフェルローンの後継者としてSCヘーレンフェーンと4年契約にサイン。しかしシーズン開幕戦のFCフォレンダムとのアウェーゲームでデビューした後、怪我で1年を無駄に。結局このシーズン リーグ戦10試合、カップ戦1試合、UEFAカップ1試合だけの出場に留まった。この怪我によってヘーレンフェーンがクラブ初タイトルをつかんだKNVBカップ決勝も欠場している。

翌年以降はエールディヴィジ屈指の右サイドバックへと成長。2010-11シーズン末にクラブは2012年で切れる契約の延長を熱望したが、ヤンマートはこれに応じなかった。

フェイエノールト

2012年初頭にユース時代を過ごしたフェイエノールトにフリー移籍を決め、3年契約にサイン。この夏ルート・フォルメル (ローダJC) 、ジョン・ホーセンス (NECナイメヘン) に続くロッテルダム・ザイト3人目の補強となった。フェイエノールトでもシーズン当初からスタメンをつかみ、8月26日のヘラクレス・アルメロとのアウェーゲームで初ゴール。そのパフォーマンスによりオランダ代表にもデビュー。このシーズンで大きく成長したヤンマートはフェイエノールトで最多出場時間の選手となり[1]、オランダ各紙で高い評価を受けるなど多くの人から『オランダ最高の右バック』の評価を得るようになった[2]

ニューカッスル

2014年7月17日、アーセナルFCに移籍したマテュー・ドゥビュシーの後釜として、ニューカッスル・ユナイテッドFCに移籍した[3]

ワトフォード

2016年8月24日、ワトフォードFCに移籍した。4シーズンに亘ってプレーしたが、2019-20シーズンはリーグ18位で終了し、EFLチャンピオンシップに降格。2020年10月12日にワトフォードとの契約解消に合意し、退団したことが発表された[4]

ADO復帰

守備陣の不安が叫ばれていたリヴァプールFCの即戦力候補として報道される中、2021年1月よりADOデン・ハーグへ13年振りに復帰。2023年までの契約を締結した[5]

代表経歴

2012年8月31日、代表監督ルイ・ファン・ハールワールドカップ予選トルコ戦及びハンガリー戦へのセレクションに、プレセレクションに入っていなかったヤンマートを招集。9月7日のアムステルダムでのトルコ戦でヤンマートは夢だったオランダ代表デビューを果たした[6]。2-0で勝利したこの試合ではフェイエノールトのチームメイト ヨルディ・クラーシブルーノ・マルティンス・インディと共にスタメン出場。「本来の彼ではなかった」(ファン・ハール評) という低調なパフォーマンスでハーフタイムにリカルド・ファン・ラインと交代になったが、その後ドイツイタリアとの親善試合で好プレーを見せて評価を高め、2013年3月22日のエストニアとのW杯予選では2アシストを記録し、この試合のベストプレイヤーに選出された[7]

2014 FIFAワールドカップメンバー23人に選出され、スペインとの初戦でワールドカップデビューを果たした。しかしグループステージ3試合で低調なプレーに終始し、決勝トーナメントの4試合ではスタメンの座を失った。

評価

  • プロデビュー時には攻撃的な守備とプレースタイルで注目を集め、ジャーナリストのヨハン・デルクセンオランダ語版に「オランダ最高の右サイドバック」と呼ばれた[8]
  • フェイエノールト時代の監督ロナルト・クーマンは「サイドバックには素早い攻守の切り替えが求められるが、ヤンマートの強みはその素晴らしい推進力。彼が疲れているのを見たことがない」と語っている。[9]

代表歴

出場大会

試合数

  • 国際Aマッチ 33試合 0得点(2012年-2018年)[10]


オランダ代表 国際Aマッチ
出場 得点
2012 3 0
2013 10 0
2014 10 0
2015 4 0
2016 1 0
2017 2 0
2018 3 0
通算 33 0

タイトル

ヘーレンフェーン

脚注

外部リンク




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