ダキア戦争 (1世紀)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/10 23:10 UTC 版)
ドミティアヌス帝時代のダキア戦争(ダキアせんそう、Domitian's Dacian War)は、86年から88年にかけて、モエシア属州に侵攻したダキア王国とローマ帝国の間で起きた戦争である。ローマ帝国は2個軍団を失う敗北を喫した。ドミティアヌスは帝国内の問題によりダキア人を抑えきることができず、不利な和平を結ばされた。やがて、彼の対ダキア戦略を引き継いだトラヤヌス帝が後にダキアに侵攻し、これを征服することになる。
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- 1 ダキア戦争 (1世紀)とは
- 2 ダキア戦争 (1世紀)の概要
- 3 脚注
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