タルソスのハグノンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > タルソスのハグノンの意味・解説 

タルソスのハグノン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/08 16:22 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ハグノン(希:Ἅγνωνラテン文字転記:Hagnon)はタルソス哲学者修辞学者であり、カルネアデスの弟子である。

ハグノンについては断片的な情報しか残されていない。クインティリアヌスによればハグノンは弁論術を批判する書物を著し、弁論術は技術ではないと論じた[1]アテナイオスはハグノンを典拠として「スパルタでは、結婚前の娘たちは美少年のように見られるのが習いだった」と述べている[2]。また、プルタルコスはハグノンを典拠として飼育係によるエサの着服を見破ったの話を紹介している[3]

  1. ^ クインティリアヌス, II. 17. 15
  2. ^ アテナイオス, XIII. 602e
  3. ^ プルタルコス, 「陸の動物も海の動物も利口であること」, 12

参考文献




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「タルソスのハグノン」の関連用語

1
78% |||||

タルソスのハグノンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



タルソスのハグノンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのタルソスのハグノン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS