ソニック・アーツ・ユニオンとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ソニック・アーツ・ユニオンの意味・解説 

ソニック・アーツ・ユニオン

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/23 17:39 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
ソニック・アーツ・ユニオン
Sonic Arts Union
別名 Sonic Arts Group
ジャンル 実験音楽
活動期間 1966年 - 1976年
旧メンバー ロバート・アシュリー
デヴィッド・バーマン
アルヴィン・ルシエ
ゴードン・ムンマ
メアリー・アシュリー
久保田成子
メアリー・ルシエ
バーバラ・ロイド

ソニック・アーツ・ユニオンSonic Arts Union)は、1966年から1976年の間に活動した実験音楽家による集団であった[1]。グループの創設メンバーは、ロバート・アシュリーデヴィッド・バーマン、アルヴィン・ルシエ、ゴードン・ムンマであり、全員がONCEフェスティバルにおけるインストゥルメンタルによるパフォーマンスで一緒に演奏を行っていた[2]。彼らは当初、ソニック・アーツ・グループ (Sonic Arts Group)という名前でツアーを行っていたが、アシュリーの提案によってソニック・アーツ・ユニオンへと名称変更された。

ジョン・ケージデイヴィッド・チューダーが独自設計による楽器とツアーに成功したことから触発されて、ユニオンはヨーロッパとアメリカをツアーしたが、コントリビューターとなった者が自分で、または必要に応じて他のメンバーの助けを借りて自分の演奏を行うというものだった[2][3]。いくつかのツアーで、ユニオンはメアリー・アシュリー、久保田成子、メアリー・ルシエ、バーバラ・ロイドを加えて拡大し、彼女たちは自分の作品を提供した。デヴィッド・バーマンによれば、これらの個々の作品を統合する要素となったものは「確立された技術を捨て、音の性質をゼロから処理する」作品を作りたいという願望であったという[2][4]

ディスコグラフィ

アルバム

  • Electric Sound (1972年、Mainstream)

脚注

[脚注の使い方]
  1. ^ Nyman, Michael. Experimental Music: Cage and Beyond (New York: Cambridge University Press, 1999), 101 for 1966.
  2. ^ a b c Holmes, Thom (2002). Electronic and Experimental Music: Pioneers in Technology and Composition. London: Routledge. pp. 187–195, 199–205, 266. https://archive.org/details/electronicexperi00holm_494 
  3. ^ David Behrman interview”. Furious.com. 2017年3月11日閲覧。
  4. ^ Dillon, Noah. “Mary Lucier with Phong Bui”. The Brooklyn Rail. http://www.brooklynrail.org/2007/03/art/mary-lucier 2017年3月11日閲覧。. 

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  
  •  ソニック・アーツ・ユニオンのページへのリンク

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ソニック・アーツ・ユニオン」の関連用語

ソニック・アーツ・ユニオンのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ソニック・アーツ・ユニオンのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのソニック・アーツ・ユニオン (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS