ゼーアドラー (水雷艇)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ゼーアドラー (水雷艇)の意味・解説 

ゼーアドラー (水雷艇)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/11 14:19 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動

ゼーアドラー (Seeadler) はドイツ海軍水雷艇1923型

艦歴

1925年10月5日起工。1926年7月15日進水。1927年3月15日就役。

スペイン内戦中の1937年5月31日、装甲艦ドイッチュラントに対する爆撃の報復として装甲艦アドミラル・シェーア、水雷艇アルバトロスと共にスペインアルメニアを砲撃した。

第二次世界大戦開戦後北海での機雷敷設などに従事する。1940年4月ヴェーゼル演習作戦クリスチャンサンアーレンダール攻略部隊として参加。その後フランスへ進出、機雷敷設などに従事。1940年10月11日、イギリス沿岸の海上交通妨害を目的として第5水雷隊(ゼーアドラーおよび水雷艇グライフ、コンドル、ファルケヴォルフ)はシェルブールから出撃[1]。11日から12日の夜に第5水雷隊は武装トローラーListrac、Warwick Deepingと自由フランスの駆潜艇CH6、CH7を撃沈した[2]。帰路、ワイト島南南西沖でイギリス第5駆逐隊(駆逐艦ジャッカルジャガージュピターケルヴィンキプリング)と遭遇し追撃を受けるが、振り切ってシェルブールに帰投した[3]

1942年2月セルベルス作戦参加。3月13日ファルケ、コンドル、イルティス、ヤグアーなどと共に大西洋へ出撃する仮装巡洋艦ミヒェルの護衛として出撃。イギリスのMTBや駆逐艦と交戦。5月12日ファルケ、コンドル、イルティスと共に仮装巡洋艦シュティーアを護衛して出撃。13日ドーバー海峡でイギリスのMTBの攻撃を受け沈没。

脚注

  1. ^ The German fleet at war, p.61
  2. ^ The German fleet at war, p.62
  3. ^ The German fleet at war, pp.62-63

参考文献

  • Vincent P. O'Hara, The German fleet at war, 1939-1945, Naval Institute Press, 2004, ISBN 1-59114-651-8



英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ゼーアドラー (水雷艇)」の関連用語

ゼーアドラー (水雷艇)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ゼーアドラー (水雷艇)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのゼーアドラー (水雷艇) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS