ズマリットM_50mm_F2.5とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > ズマリットM_50mm_F2.5の意味・解説 

ズマリットM 50mm F2.5

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2008/07/24 03:57 UTC 版)

SUMMARIT-M 50mm F2.5
画角 47°
レンズ構成 4群6枚
最小絞り F16
最短撮影距離 0.8m
フィルター径 39mmφ
重量 約230g
発売年 2007年
ブランド ライカ
メーカー Leica Camera AG
マウント ライカMバヨネット

ズマリットM 50mm F2.5(SUMMARIT-M 50mm F2.5)は、ライカによって2007年8月に発表され、2007年11月に発売されたレンズの名称。

目次

概要

マウントはライカMバヨネットマウント。M8に対応する6ビットコードを標準で備える。(M8のファームウェア1.110にて、本レンズを含むズマリットMシリーズレンズに対応。)なお、ズマリット50mm F1.5やミニルックス等のコンパクトカメラに搭載されるズマリット40mm F2.4等とは名称以外、レンズ構成も含めて直接の関係はないと思われる。コード番号は11644。

特徴

球面レンズを使用した解放F値2.5の新レンズシリーズ、ズマリットMのうちの一本であり、現行のライカ製レンズの最小・最軽量はエルマーM 50mm F2.8(ブラック・アルマイト仕上げ)に譲るものの、ズマリットMシリーズとしては最小・最軽量となる。ライカ製50mmレンズのエントリークラスとしてエルマーM 50mm F2.8と価格的にもスペック的にも競合するが、本レンズはM8への装着を念頭に置いた新設計の高性能レンズ、一方エルマーM 50mm F2.5は沈胴タイプで携帯性が良く、かつ趣味性の高いデザインと特徴が分かれており、ある程度の棲み分けは出来るものと思われる。

デザイン

外観上の特徴としては、刻印に現行の角張ったフォントではなくLeitz-Norm(ライツ・ノルム)と呼ばれる、1960年代に使用されていた丸みを帯びたフォントを復活させ、レンズ着脱指標の色も当時の赤色を再現したものとしている。レンズ全体のデザインも、フラットな印象の現行レンズとは異なった、やや手の込んだデザインとなっている。その他にはレンズフードの装着形式が大きく変わり、レンズ先端に外ネジを設け、そこにフードをねじ込むというコシナフォクトレンダーシリーズレンズの一部に似た形式となった。フード未装着時には、保護リングを外ネジに装着する。なお、外観はブラック・アルマイト仕上げのみで、シルバー・クローム仕上げは用意されていない。

アクセサリ

付属品

  • メタルキャップ
  • ベロア製収納ケース
  • 保護リング

別売品

  • レンズフード/フードキャップ (コード番号 12459)

関連項目

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「ズマリットM_50mm_F2.5」の関連用語

ズマリットM_50mm_F2.5のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



ズマリットM_50mm_F2.5のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのズマリットM 50mm F2.5 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS