スタンダール・シンドローム_(映画)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > スタンダール・シンドローム_(映画)の意味・解説 

スタンダール・シンドローム (映画)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/05/30 08:34 UTC 版)

スタンダール・シンドローム
The Stendhal Syndrome / La Sindrome di Stendhal
監督 ダリオ・アルジェント
脚本 ダリオ・アルジェント
原案 ダリオ・アルジェント
フランコ・フェリーニ
原作 グラツィエラ・マゲリーニ
製作 ダリオ・アルジェント
ジュゼッペ・コロンボ
出演者 アーシア・アルジェント
トーマス・クレッチマン
音楽 エンニオ・モリコーネ
撮影 ジュゼッペ・ロトゥンノ
編集 アンジェロ・ニコリーニ
製作会社 チネ2000=メデューサ・フィルム
配給 ギャガ=SHOOTシネマ企画
公開 1996年1月26日
1996年6月15日
上映時間 118分
製作国 イタリア
言語 イタリア語
製作費 $3,800,000[1]
興行収入 ₤5,443,000,000
テンプレートを表示

スタンダール・シンドローム』(原題:The Stendhal Syndrome / La Sindrome di Stendhal)は、1996年制作のイタリア映画

スタンダール・シンドロームをモチーフにしたスリラー映画で、イタリア本国では『セブン』を上回る大ヒットとなった[2]。また、イタリア映画で初めてComputer Generated Imagery(CGI)が使用された作品である[3]

ダリオ・アルジェント監督が自分の娘アーシア・アルジェントを主演にして撮った4作品の2作目(ほかは『トラウマ/鮮血の叫び』、『オペラ座の怪人』、『サスペリア・テルザ 最後の魔女』)。

あらすじ

連続猟奇レイプ犯を追う若い女刑事アンナは、情報提供者から呼び出されて、フィレンツェウフィツィ美術館のある名画の前で待っていたが、やがて絵の中に吸い込まれた気分になって失神するという“スタンダール・シンドローム”に襲われた。

アンナは1人の若い男に助け起こされるが、その男こそ自分が追っている連続猟奇レイプ犯・アルフレードであった。アルフレードはホテルでアンナをレイプしたうえ、彼女の目の前で娼婦を惨殺して逃亡した。

アンナは休養を命じられ、故郷に帰って静養する事になったが、ある夜、アンナはまたアルフレードに襲われた。だが、彼女はすきを見て反撃し、アルフレードに重傷を負わせて激流に蹴り落とした。しかし、彼の体は下流の迷路状の水路に入り込み、発見されなかった。

アンナは再びフィレンツェに戻り、医師のカウンセリングを受けながら生活するが、ある日、アンナと親しくしていたマリーが殺され、アンナは再びアルフレードの影におびえるようになる…。

スタッフ

監督・製作・原案・脚本:ダリオ・アルジェント
製作:ジュゼッペ・コロンボ
原案:フランコ・フェリーニ
撮影:ジュゼッペ・ロトゥンノ
特殊効果:セルジオ・スティヴァレッティ
音楽:エンニオ・モリコーネ

キャスト

役名 俳優
アンナ・マンニ アーシア・アルジェント
アルフレード・グロッシ トーマス・クレッチマン
マルコ・ロンギ マルコ・レオナルディ
マネッティ警部 ルイジ・ディベルティ
カヴァンナ医師 パオロ・ボナチェリ
マリー ジュリアン・ランブロスキーニ
アンナの父親 ジョン・クエンティン

映像ソフト

  • スタンダール・シンドローム <HDニューマスター版> Blu-ray 廃盤
美しき 発狂。
規格品番:HPXR-27
発売日:2015年12月02日
発売元:合同会社是空
販売元:株式会社ハピネット

脚注

  1. ^ Sutandâru shindorômu (1996) - Box office / business
  2. ^ 日本版ビデオ・パッケージの記述より。
  3. ^ The Stendhal Syndrome”. Internet Movie Database. 2012年8月3日閲覧。

外部リンク


「スタンダール・シンドローム (映画)」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「スタンダール・シンドローム_(映画)」の関連用語

スタンダール・シンドローム_(映画)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



スタンダール・シンドローム_(映画)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのスタンダール・シンドローム (映画) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS