ジョン・ヴォーン (初代リズバーン子爵)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2020/10/01 08:08 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動初代リズバーン子爵ジョン・ヴォーン（英語: John Vaughan, 1st Viscount Lisburne、1667年12月7日 – 1721年3月20日）は、ウェールズ出身の政治家、アイルランド貴族。
生涯
エドワード・ヴォーン（1683年没）とレティシア・フッカー（Letitia Hooker、サー・ウィリアム・フッカーの娘）の息子として[1]、1667年12月7日に生まれた[2]。
1694年12月、カーディガンシャー選挙区の補欠選挙で当選して庶民院議員になり[2]、1695年6月5日[2]にアイルランド貴族であるティペラリー県におけるフェザード男爵とアントリム県におけるリズバーン子爵に叙された[1]。ホイッグ党員であったが、議会への興味を失い、1698年イングランド総選挙で立候補しなかった（ただし、その後もカーディガンシャーにおける党派間の争いに関与した）[2]。
1714年12月1日から1721年3月20日までカーディガンシャー首席治安判事を務めた[3]。任期中に1715年ジャコバイト蜂起が勃発すると、厳しく対処したという[2]。
1721年3月20日に死去[2]、4月5日にグリニッジで埋葬された[1]。
家族
1692年8月18日、マレット・ウィルモット（Malet Wilmot、1709年没、第2代ロチェスター伯爵ジョン・ウィルモットの娘）と結婚、3男3女をもうけた[2]。
- ジョン（1695年頃 – 1741年） - 第2代リズバーン子爵
- ウィルモット（1766年没） - 第3代リズバーン子爵
マレットは兄弟である第3代ロチェスター伯爵チャールズ・ウィルモットの遺産の一部を継承しており、ヴォーンは結婚を通じて財産を築き上げたが、長男ジョンの浪費により徐々に蝕まれていった[2]。
出典
- ^ a b c Cokayne, George Edward, ed. (1893). Complete peerage of England, Scotland, Ireland, Great Britain and the United Kingdom, extant, extinct or dormant (L to M) (英語). 5 (1st ed.). London: George Bell & Sons. p. 109.
- ^ a b c d e f g h Hayton, D. W. (2002). "VAUGHAN, John I (1667-1721), of Trawscoed, Llanafan, Card.". In Hayton, David; Cruickshanks, Eveline; Handley, Stuart (eds.). The House of Commons 1690-1715 (英語). The History of Parliament Trust. 2019年11月3日閲覧。
- ^ Sainty, John Christopher (November 2002). "Custodes Rotulorum 1660-1828". Institute of Historical Research (英語). 2019年7月13日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年11月3日閲覧。
| イングランド議会（en） | ||
|---|---|---|
| 先代： サー・カーベリー・プリース準男爵 |
庶民院議員（カーディガンシャー選挙区選出） 1694年 – 1698年 |
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| 先代： ヘレフォード子爵 |
カーディガンシャー首席治安判事 1714年 – 1721年 |
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| 爵位創設 | リズバーン子爵 1695年 – 1721年 |
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