ジキル博士とハイド氏 (1920年のヘイドン監督の映画)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/03/07 01:40 UTC 版)
| ジキル博士とハイド氏 | |
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| Dr. Jekyll and Mr. Hyde | |
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       宣伝用ポスター
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| 監督 | チャールズ・J・ヘイドン | 
| 脚本 | チャールズ・J・ヘイドン | 
| 原作 |  ロバート・ルイス・スティーヴンソン 『ジキル博士とハイド氏』  | 
    
| 製作 | ルイス・メイヤー | 
| 公開 | 1920年4月 | 
| 上映時間 | 40分 | 
| 製作国 |   | 
    
| 言語 | 英語 | 
『ジキル博士とハイド氏』(Dr. Jekyll and Mr. Hyde)は、チャールズ・J・ヘイドンが脚本・監督を担当した、1920年公開のホラー映画である[1] 。ロバート・ルイス・スティーヴンソンの同名小説を基にした作品はこの年だけで3本も制作され、この作品以前に『狂へる悪魔』、『ジキル博士とハイド氏』という順番で制作されている。この作品は同年にジョン・バリモア(ドリュー・バリモアの祖父)が演じた『狂へる悪魔』ほどあまり評価されていない。
あらすじ
ジキル博士の最初の変身は、彼の家の執事が『ご主人様は地獄の使者になってしまわれた!』と嘆くシーンから始まる。その‘地獄の使者’ハイドは、とがった歯に不ぞろいな髪といういでたちをしており、婦人の財布を盗むなどといった悪行を重ねては、町中をこそこそとうろつきまわっていた。そしてとうとうハイドは警察に逮捕・尋問され、牢屋に入れられた挙句、電気椅子に縛り付けられる。そこでジキル博士の悪夢は覚め、自分が自宅のイスの上に座りながら眠っていたことに気づくと、「僕は神を信じている、僕の魂もここにある」と言って、化学薬品を作らないことを誓ったのだった。
キャスト
- シェルドン・ルイス:ジキル博士/ハイド氏
 - アレックス・シャノン:ラニョン博士
 - ドーラ・ミリス・アダムス:ラニョン氏
 - グラディス・フィールド:バーニス・ラニョン
 - ハロルド・フォシェイ:エドワード・アタスン
 - レスリー・オースティン:ダンヴァーズ・カルー
 
引用
- Hardy, Phil, ed. (1995), The Overlook Film Encyclopedia, 3, Overlook Press, ISBN 0-87951-624-0
 
脚注
- ^ Hardy 1995, p. 27.
 
外部リンク
- Dr. Jekyll and Mr. Hyde - IMDb(英語)
 - Dr. Jekyll and Mr. Hyde - オールムービー(英語)
 
- ジキル博士とハイド氏 (1920年のヘイドン監督の映画)のページへのリンク