シルワネ・マッツィ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/06/10 07:41 UTC 版)
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シルワネ・マッツィ(Silwane Mazzi)は南アフリカ共和国で目撃されたという未確認動物。
名称
名称はバントゥー語で「不快な水の動物」の意味[1]。
目撃と報告
1937年、アレコ・リリウスという人物が、クワズール・ナタール州のモフォロジ川河口と海の間に、恐竜に似た鱗状の体表の生物がいるのを目撃した。足跡を調べると長さ40センチ・幅33センチ・歩幅1.2メートルであった[1][2]。
その7年後(1944年)、リリウスは部族の呪術医が木製の「足」で砂に同様の足跡をつけるのを見た[1][2]。
正体
懐疑論者は、シルワネ・マッツィという言葉に関して多くのバントゥー語話者は「ワニ」の意で使っていると指摘している[1]。
また、比率の類似した三本指をもつアフリカの生物であることからシロサイもその正体の候補として挙げられる[3]。
一方、未確認生物学者のアイヴァン・サンダーソンはハドロサウルス科の恐竜ではないかとしている[4]。アフリカで発見されているハドロサウルス類であることから、アイナビアを正体に挙げる声がある[3]。
脚注
- ^ a b c d Michael Newton (2005). Encyclopedia Of Cryptozoology: A Global Guide To Hidden Animals And Their Pursuers. McFarland Publishing. pp. 427. ISBN 978-0786420360
- ^ a b Aleko Lilius, "I saw the monster of Umfolozi Lake." True (July 1944): 20-23, 92-94
- ^ a b “【1ページ目】南アフリカ共和国で一度だけ目撃された恐竜系UMA「シルワネ・マッツィ」”. 東スポWEB (2025年2月21日). 2025年6月10日閲覧。
- ^ Ivan Sanderson, "That forgotten monster: Old three toes." Fate 20 (December 1967): 66-75.
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