ザ・ハーダー・ゼイ・カム_(曲)とは? わかりやすく解説

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ザ・ハーダー・ゼイ・カム (曲)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/11/10 23:07 UTC 版)

ザ・ハーダー・ゼイ・カム
ジミー・クリフシングル
初出アルバム『The Harder They Come
B面 メニー・リヴァース・トゥ・クロス
リリース
規格 7インチ・シングル
録音 ジャマイカキングストン、ダイナミック・サウンズ
ジャンル レゲエ
時間
レーベル アイランド・レコード
作詞・作曲 ジミー・クリフ
プロデュース ジミー・クリフ、クリス・ブラックウェル
チャート最高順位
  • 32位(フランス)
ミュージックビデオ
「The Harder They Come」 - YouTube
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ザ・ハーダー・ゼイ・カム」(The Harder They Come)は、ジミー・クリフが1972年に発表した楽曲。同年に公開されたクリフ主演のジャマイカ映画『The Harder They Come』の主題歌として制作された。

ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500(2010年版)で350位にランクされている[2]

概要

1969年、ジミー・クリフは、コマーシャルの監督をしていたペリー・ヘンゼルと出会った。ヘンゼルは、犯罪に手を染めるミュージシャンを描いた映画の制作を構想しており、クリフは映画の主人公を務めることを承諾した。

それから2年後にようやく映画は制作が着手された。1940年代に名を馳せた実在の犯罪者、ヴィンセント "アイヴァンホー" マーティンをモデルとし、マーティンの通称の「Rhyging」からとって『Rhygin』が仮題とされた[3]。撮影中にクリフが「The Harder They Come(やつらがもっときつく来たら)」というフレーズを口にすると、監督のヘンゼルはその言葉を気に入り、映画のテーマソングとして書くようクリフに依頼した[4]

映画『The Harder They Come』では、クリフ扮するアイヴァン・マーティンによって書かれた作品とされ、マーティンがミュージシャンを従えスタジオで本作品をレコーディングするシーンがある。発売されたレコードも、実際に映画と同じキングストンのベル・ロードにあったダイナミック・サウンズで録られた。レコーディングにはハックス・ブラウン(リード・ギター)、ランフォード・ウィリアムズ(リズム・ギター)、ジャッキー・ジャクソン(ベース)、グラッドストーン・アンダーソン(ピアノ)、ウィンストン・ライト(オルガン)、ウィンストン・グレナン(ドラムズ)らが参加した[4]

イギリスではアイランド・レコードから1972年7月28日にシングルA面として発売された。B面には、映画にも使用された1969年のクリフの作品「メニー・リヴァース・トゥ・クロス」が収録された[1]

映画『The Harder They Come』も同年に公開。同名のサウンドトラック・アルバムも同年の7月に発売された。

ライブ・バージョンは1976年発売のライブ・アルバム『In Concert - The Best of Jimmy Cliff』に収録されている。

カバー・バージョン

脚注


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