ザンダー錯視
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/10/17 17:55 UTC 版)
ナビゲーションに移動 検索に移動ザンダー錯視(サンダーさくし、Sander illusion)あるいはザンダーの平行四辺形(サンダーのへいこうしへんけい、Sander's parallelogram)は、ドイツの心理学者フリードリッヒ・ザンダー(Friedrich Sander, 1889-1971)によって1926年に報告された錯視である。しかし、この図形はMatthew Luckieshによって彼の著書Visual Illusions: Their Causes, Characteristics, and Applications [1]において1922年に報告されていた。
左側の大きな平行四辺形の対角線は、右側の小さな平行四辺形の対角線よりも、長く見える。しかし、実際には同じ長さである。
この錯視の説明のひとつは、対角線の周りの線が奥行きの印象を生じるので、対角線を奥行きのなかでとらえると、長さが違うように知覚される、というものである。
脚注
- ^ Sander parallelogram n. (2006). A Dictionary of Psychology. Andrew M. Colman. Oxford University Press, 2006.
|
ザンダー錯視
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/31 03:26 UTC 版)
同じ長さの対角線が描く平行四辺形の形によって、別の長さに見える(鈍角の方が長く見える)錯視。
※この「ザンダー錯視」の解説は、「錯視」の解説の一部です。
「ザンダー錯視」を含む「錯視」の記事については、「錯視」の概要を参照ください。
- ザンダー錯視のページへのリンク