コンズリトールA
コンズリトール
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/07 01:56 UTC 版)
コンズリトール | |
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識別情報 | |
3D model (JSmol)
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ChEMBL | |
ChemSpider | |
PubChem CID
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UNII | |
CompTox Dashboard (EPA)
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特性 | |
化学式 | C6H10O4 |
モル質量 | 146.14 g mol−1 |
log POW | −2.764 |
酸解離定数 pKa | 13.325 |
塩基解離定数 pKb | 1.672 |
特記なき場合、データは常温 (25 °C)・常圧 (100 kPa) におけるものである。 |
コンズリトール(英語: conduritol)または、1,2,3,4-シクロヘキセンテトロール(英語: 1,2,3,4-cyclohexenetetrol)は、化学式が C6H10O4 の有機化合物である。二重結合に隣接していない4個の炭素原子に結合する水素原子を4つのヒドロキシ基(-OH)に置換したシクロヘキセンの誘導体とみなすことができる。したがって、これらは環状ポリオールまたはシクリトールである[2]。
コンズリトールには、ヒドロキシ基の結合する方向によって6つのシス-トランス異性体が存在する。

自然界ではAとBの異性体のみ発見されている。1908年にK. KüblerによってRuehssia cundurangoの樹皮から初めて単離された[3]。
出典
- ^ “cyclohex-5-ene-1,2,3,4-tetrol - Compound Summary”. PubChem Compound. USA: National Center for Biotechnology Information (2005年3月27日). 2012年1月29日閲覧。
- ^ (1990) Tetrahedron, Vol 46, No 11, 3715 - 3742.
- ^ K. Kübler (1908), Arch. Phann. Ber. Stsch. Pharm. 246,620.
関連項目
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