コスモス3号とは? わかりやすく解説

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コスモス3号

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/01/05 10:25 UTC 版)

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コスモス3号
任務種別 調査
技術
ハーバード命名 1962 Nu 1
COSPAR ID 1962-013A
特性
バス 2MS衛星
製造者 OKB-1
打ち上げ時重量 305 kg
任務開始
打ち上げ日 1962年4月24日04:00(UTC)
ロケット コスモス2I 63S1
打上げ場所 カプースチン・ヤール マヤーク発射施設
任務終了
減衰日 1962年10月17日
軌道特性
参照座標 地球周回軌道
体制 低軌道
近点高度 204 km
遠点高度 1142 km
傾斜角 49分
軌道周期 93.8°

コスモス3号(Kosmos 3、ロシア語:Космос 3)または2MS #1は、科学調査と技術実証を目的とした人工衛星であり、ソビエト連邦により1962年に打ち上げられた。西側ではスプートニク13号(Sputnik 13)とも呼ばれる。3機目のコスモス衛星であり、18日早く打ち上げられたコスモス2号に続く2機目のMS衛星である。主目的は将来の人工衛星のためのシステム実証と宇宙線放射線に関するデータの収集であった[1]

コスモス2I 63S1 s/n 4LKに搭載して打ち上げられた[2]。コスモス2Iにとって5度目の打上げで、軌道に到達したのは3度目となった。1962年4月24日04:00(UTC)にカプースチン・ヤールのマヤーク発射施設第2発射台から打ち上げられた[3]

近地点204 km、遠地点1,142 km、軌道傾斜角49°、軌道周期93.8分の低軌道に乗せられた[1]。1962年10月17日に軌道減衰した[4]

コスモス2号は、2機打ち上げられた2MS衛星の1機目であった[1]。2機目は1962年5月28日にコスモス5号として打ち上げられたが、軌道に到達しなかった。2MS衛星は、2タイプのMS衛星の後のもので、コスモス2号として打ち上げられた1MS衛星から引き継がれた[5]

関連項目

出典

  1. ^ a b c Wade, Mark. “2MS”. Encyclopedia Astronautica. 2008年10月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月23日閲覧。
  2. ^ McDowell, Jonathan. “Launch Log”. Jonathan's Space Page. 2009年5月23日閲覧。
  3. ^ Wade, Mark. “Kosmos 2”. Encyclopedia Astronautica. 2012年7月8日時点のオリジナルよりアーカイブ。2009年5月23日閲覧。
  4. ^ McDowell, Jonathan. “Satellite Catalog”. Jonathan's Space Page. 2009年5月23日閲覧。
  5. ^ Wade, Mark. “MS”. Encyclopedia Astronautica. 2009年5月23日閲覧。



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