グレース・ポー
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/14 17:04 UTC 版)
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グレース・ポー
Grace Poe
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出生地 | パナイ島イロイロ市 |
出身校 | フィリピン大学マニラ校 ボストンカレッジ |
所属政党 | 無所属 |
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在任期間 | 2013年6月30日 - |
グレース・ポー(Grace Poe, 1968年9月3日 - )は、フィリピンの政治家。現在は元老院 (フィリピン)議員。2016年フィリピン大統領選挙立候補者。
概要
生後間もなくパナイ島イロイロのハロ大司教座に置き去りにされ[1]、司祭から「神の恵み」(恩寵 (キリスト教)、GRACE OF GOD)にちなんで「グレース」と名付けられた[2]。
その後5歳で国民的俳優フェルナンド・ポーの養女になった。米ボストンカレッジを卒業後米国に住んで教師をしていたが[3][4]、2004年の大統領選で敗れ亡くなった養父の遺志を継ぎ帰国後、映画・テレビ評価委員会(MTRCB)委員長などを経て2013年に上院議員にトップ当選した。2015年12月に「投票日からさかのぼって10年間の国内居住」を定める候補者要件などを満たしていないとして選挙管理委員会から失格処分を受けたが[5]、2016年3月8日に最高裁が資格を最終認定した[6]。
脚注
- ^ “how-grace-poe-learned-she-was-adopted How Grace Poe learned she was adopted”. ABS-CBN. 2016年4月25日閲覧。
- ^ “比で3人目の女性大統領誕生?有力候補ポー上院議員の「数奇な半生」、教会に置き去り、著名スターの養女に”. レコードチャイナ. 2016年4月25日閲覧。
- ^ http://cilsien.info/archives/9366 フィリピン大統領選挙、有力3候補
- ^ “Full of Grace”. Philippine Star. 2016年4月25日閲覧。
- ^ “フィリピン大統領選4氏ら争う 資格剥奪ポー氏は係争中”. 毎日新聞. 2016年4月25日閲覧。
- ^ “元孤児の女性上院議員VS“暴言”市長…非主流派2氏の争いに”. 産経ニュース. 2016年4月25日閲覧。
外部リンク
- グレース・ポーのページへのリンク