グレナーサー男爵とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > グレナーサー男爵の意味・解説 

グレナーサー男爵

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/05/10 16:43 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
グレナーサー男爵
Argent, three Bars wavy Azure, over all a Whale hauriant Sable. Crest Out of a Naval Crown Or, a Demi-Wolf Azure. Supporters On either side a Sea-Griffin Or.
創設時期 1918年6月27日
創設者 ジョージ5世
貴族 連合王国貴族
初代 マシュー・アーサー
現所有者 サイモン・アーサー
相続資格 初代男爵の嫡出直系男子
付随称号 (エア州カーラングの)准男爵
紋章標語 Fac Et Spera[1]

グレナーサー男爵(:Baron Glenarthur)は、 英国の男爵、貴族。連合王国貴族爵位

爵位名は初代男爵の父で商人ジェイムズ・アーサーの姓と母で慈善家ジェイン・グレン英語版(1827-1907)[2]の姓にちなむ。

歴史

アーサー家は初代男爵の父ジェイムズ・アーサー[註釈 1]の頃よりグラスゴー商人を業とする一族である。

その息子で実業家のマシュー・アーサー(1852-1928)1903年1月10日(エア州カーラングの)准男爵(baronet, of Carlung in the County of Ayr)[4]、ついで1918年6月27日エア州カーラングのグレナーサー男爵(Baron Glenarthur of Carlung in the County of Ayr)に叙された。[5]


そのひ孫にあたる第4代男爵サイモンは、サッチャー政権において外務・英連邦担当大臣英語版[註釈 2]内務政務次官英語版を歴任したほか、1999年貴族院法制定以降も貴族院に籍を置く92人の世襲貴族の一人である。

現当主である4代男爵はキンカーディンシャー州、バンハリー英語版(Banchory)に居住している。[6]

グレナーサー男爵(1918)

  • 初代グレナーサー男爵マシュー・アーサー (1852–1928)
  • 第2代グレナーサー男爵ジェイムズ・セシル・アーサー(1883–1942)
  • 第3代グレナーサー男爵マシュー・アーサー (1909–1976)
  • 第4代グレナーサー男爵サイモン・マーク・アーサー (1944-)

法定推定相続人は現当主の息子であるエドワード・アレクサンダー・アーサー (1973-)。

脚注

註釈

[脚注の使い方]
  1. ^ 彼は老舗百貨店ハウス・オブ・フレーザー創業者の1人であり、主にアパレル業を展開して身をなした。[3]
  2. ^ 担当大臣という呼称だが、本邦の外務副大臣に相当する閣僚職である。

出典

  1. ^ Burke's Peerage. 1949.
  2. ^ "Jane Arthur". Mapping Memorials to Women in Scotland.
  3. ^ ABACUS, Scott Graham -. "TheGlasgowStory: Jane Arthur". www.theglasgowstory.com. Retrieved 13 May 2018.
  4. ^ https://www.thegazette.co.uk/Edinburgh/issue/11467/page/1296
  5. ^ https://www.thegazette.co.uk/London/issue/30781/page/7940
  6. ^ http://www.cracroftspeerage.co.uk/online/content/glenarthur1918.htm

関連項目



このページでは「ウィキペディア」からグレナーサー男爵を検索した結果を表示しています。
Weblioに収録されているすべての辞書からグレナーサー男爵を検索する場合は、下記のリンクをクリックしてください。
 全ての辞書からグレナーサー男爵 を検索

英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「グレナーサー男爵」の関連用語

グレナーサー男爵のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



グレナーサー男爵のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアのグレナーサー男爵 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS