キセの思い出
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/09/27 14:47 UTC 版)
幼児志宇に教えを受けたキセの追懐談が伝えられている。それによれば「志宇様は既に未亡人になられ皆から後後室様と呼ばれていた。人品の高いおばあさまであって、冬は袖なしでんちを着、暇な時は糸繰車で糸延べをしておいでた。毎日お客が来て、幾冊も俳句の評選を請うので忙しそうであった。大抵は言葉もわからぬ遠国の人で、一泊から三泊もしておった」とのことで、老いて盛んな様子を伺うことができる。
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